menu
2022.02.22

【部署紹介】設計部

設計部には、現在、男性15名・女性7名が所属しています。

今回は4名の課員を束ねる小林弘幸課長にお話を伺いました。

1.主な業務

意匠設計図を基に 製作方法や取付方法を考慮した図面の作成をしている部署です。デザイナーの高難度な要求に対して提案や打合せを行い図面化しています。昔は多種多様な仕上げ製品が少ない事もあり、お客様に選択の余地はなく、どちらを見ても同じ様な建物がありました。しかし、材料や仕上げ等選択肢が豊富にある現在、お客様の要望が多様化し優先されるようになりました。この結果、設計部門では顧客ニーズに適合した多種多様な製品の設計を要求される為、多種多様な作図を意識しています。また、これからは「環境問題」をはじめ、「安心・安全の確保」である品質については、経年劣化対応にも考慮していく必要が出てきています。

 

2.部署の雰囲気や特徴を教えて下さい。

2次元の図面だけでなく 時代に合った3Dでの作図や3Dプリンター等も駆使しています。今年の弊社の目標は「コミュニケーション!」。お互いに相談し合い、色々な意見を交わし、開かれた部署として他部署とも連携を取り、より良い製品が提供できるよう、日々、改善を重ねています。

 

某現場関係部署とのDR打合

 

3.仕事をしていて、やりがいを感じる時はどんな時でしょうか?

大きなパネルから小さなネジに至るまで自分たちが描いた図面が製品となり、その図面から建物になるまでの施工過程を一貫して見る事ができるので、現場が竣工した際には「無事故無災害」の安堵感と達成感、充実感が得られます。

 

4.仕事をしていて、苦労した点やエピソード等を教えて下さい。

コロナ禍に於いて、ChatworkやTeamsなどを利用する機会が急激に増えました。PCが苦手な私にとっては難題であり、うまく接続ができずTeams会議を遅らせ、客先に迷惑をかける大失態もありました。冷や汗をかいたこともありましたが、今では周りの協力もあり無事にこなせています。

  朝礼で一日の業務を確認

 

5.仕事をするにあたって、役に立った資格や知識はありますか?

現在は、CADを使った作図が主流でCAD利用技術者試験などがありますが、入社してから覚えていく人が大半です。弊社には一級建築士や二級建築士の資格者がいて親切丁寧に教えてくれます。また、研修の場も設けていますのでいろいろな場で知識を得ることができ、その過程で資格を取ることも良いことだと思います。実際 私はCADを触った事も無い所から教わって作図ができる様になりました。

日々、進捗状況を確認

 

6.サイトを見ている方に一言お願いします。

特殊な形状の建物やブランドショップなど有名な建物に携わる事が多い為、自分が作図した建物を雑誌やテレビで紹介されることもあります。そんな時は、完成するまでの過程を振り返り、「また、新しい仕事に挑戦したい」という意欲が湧いてきます。思うようにならない事もありますが、兎に角、日々、前進です!

 

【インタビュー後記】近年、世界では未来宇宙のような建築が発表されています。設計部門も今までの様なクラシカルな建物から考えも及ばないような建物にも挑戦しています。その為には歴史ある技術の伝承と新しい技術を融合して、何時の時代にも対応できる設計部門で有り続けることを期待しています。「Never Say No!」