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KIKUKAWAの若手社員4人が、入社のきっかけや、仕事のやりがい、そして、ここでしか言えないヒミツなど、本音で語り合いました!

先輩社員

大海 知広 Chihiro Oumi

大海 知広
Chihiro Oumi

担当業務:設計

工学部デザイン学科 卒

2017年入社(座談会時7年目)

製品をどのような形で製作してどう取り付けるか、設計する仕事を担当。CADソフトを使って毎日何枚もの図面を描いている。

磯部 亜紗佳 Asaka Isobe

磯部 亜紗佳
Asaka Isobe

担当業務:国内営業

デザイン学部生産造形学科 卒

2017年入社(座談会時7年目)

商業施設などの内装インテリアや店舗ファサード工事を担当。意匠的な金物をお客様にご提案するほか、プロジェクト全体の進捗管理も行っている。

須藤 雄太郎 Yutaro Sudo

須藤 雄太郎
Yutaro Sudo

担当業務:施工管理

経済学部経営学科 卒

2018年入社(座談会時6年目)

現場での取り付け工事の管理を担当。勤務地は事務所と現場がほぼ半々で、事務所では設計や製造との打ち合わせ、現場では取り付け職人への指示などを行っている。

渡邉 瑞貴 Mizuki Watanabe

渡邉 瑞貴
Mizuki Watanabe

担当業務:広報

文教育学部言語文化学科 卒

2020年入社(座談会時4年目)

メディア向けのリリース配信や取材対応、ホームページの更新、顧客へのメルマガ配信など、広報としてKIKUKAWAを対外的に認知してもらうための様々な活動をしている。

  • 渡邉

    皆さん、先輩社員座談会にお集まりいただきありがとうございます。本日私は、インタビュアー兼、先輩社員の一人として参加させていただきます。ここでしか聞けないリアルトークを、ぜひよろしくお願いします!

1.KIKUKAWAに入社を決めた理由は?

  • 渡邉

    まず入社した理由からお聞きしたいと思います。
    ちなみに、私の入社理由ですが、KIKUKAWAなら文系であってもモノづくりに携われそうで、そこに魅力を感じて入社しました。昔から学校の工作の時間や、リフォーム番組を見るのがすごく好きで、興味があったというのもあります。
    皆さんはいかがですか?

  • 大海

    私は大学の専攻がデザインで、プロダクトデザインとかWebサイトのデザインなどをやっていたのですが、製図や建物など、建築と関わる部分にも少し触れていました。そんな中、研究室の紹介でKIKUKAWAの工場見学をする機会があって、そこで初めてものづくりの現場を見ることができ、いいなと感じました。その後はトントン拍子に決まっていきました。

  • 磯部

    私も大海さんと同じく、デザイン学部でプロダクトデザインや工業デザインをやっていたのですが、ものづくりに携わる仕事をしたいという軸はずっとありました。実は、KIKUKAWAのことは、建設業に携わっている父を通じて知ったのですが、フルオーダーで対応していることや著名な建築物に携わっているというところにすごく魅力を感じて、入社を決めました。

  • 渡邉

    磯部さんは、デザインを学んでいたけれども、設計ではなく営業職で入られたんですね。

  • 磯部

    そうですね。お客さまと話しながらものづくりをしていきたいと思っていたので、外に出て現場も見られる営業職に就けたのは、とてもよかったです

  • 須藤

    私は文系の大学なのですが、既に就職活動が一段落した頃に偶然KIKUKAWAの社員の方の話を聞く機会があったんです。実は私は(KIKUKAWAのある)白井が地元なのですが、フジテレビの球体展望台とか、東京スカイツリー展望回廊などに地元の企業が携わっているっていうのを聞いて興味が湧いて、いつか自分も誰もが知っているような建築物に携われたらいいなと思い入社しました。

2.入社前と後でのギャップは?

  • 渡邉

    私はちょうどコロナ禍と同時に入社したので、イレギュラーなことはいろいろありましたが、あまり思っていたのと違う・・といった、ギャップのようなものはありませんでした。

  • 磯部

    私は工場を最初に見たときの整然とした印象から、もっと簡単に物ができていくと想像していたのですが、実際には各担当の方々と職人さんたちが技術を結集して、労力を惜しまず対応しているのを見て、こんなに大変な過程を経ていたのかと驚きました。それがギャップでした。

  • 須藤

    私も同じです。プロジェクト開始から1カ月ぐらいで納品するイメージだったのですが、実際は営業や図面を描くところから始まって、長いものだと年単位の時間をかけて一つの現場を完成させてるんだなっていうことがわかり、ギャップを感じました。

  • 大海

    私は、もともと建築業界のことをよく知らなかったので、入社前に何か特別なイメージがあったわけではありませんでした。ものづくりにはとても時間がかかるということや、お客さまと打ち合わせを重ねながら、図面がどのようにして作られていくものなのかなど、ギャップを感じるというよりは、毎日仕事をしながらいろいろなことに気付かされている感じでしたね。

3.KIKUKAWAの強みや自慢できるところは?

  • 大海

    あまり他の会社のことは知らないのですが、自社工場を持っているというのが大きな強みになっていると思います。営業から始まり、設計して工場で物を作って塗装して取り付けまでやるという「ワンストップ」でできるところはあまりないのではないでしょうか。

  • 磯部

    金属建材の会社で設計から施工までやっている会社はあまりないですし、フルオーダーに対応しているところも強みだと思います。

  • 須藤

    他社にできない難易度の高いことができるというところ。現場で納めた時に、他社の方から「すごいね」「これ、どうやってやったの」と言われることが結構あって、そんなとき、誇りに思うし、自信にもなります。

  • 渡邉

    須藤さんは最終の現場に行く仕事なので、そういう声を聞く機会も多いんですね。

  • 須藤

    そうですね。最終的なお客様であるオーナー様が見に来られて、その声を間近で聞くこともあります。高い評価をいただけることも多く、そんな時「これって会社としてすごいことだな」と感じます。

  • 渡邉

    私は普段、皆さんが一生懸命頑張って納めた施工事例をホームページで紹介する仕事も担当しているのですが、他社ではできない品質の高さとか、それを実現するためのいろいろな工夫をアピールする時、KIKUKAWAを誇りに思います。

  • 大海

    私の担当する設計の例でいうと、KIKUKAWAは他の工事との兼ね合いまで細かく見て図面に描き込んでいる印象があります。「KIKUKAWAはすごい図面描くね」とか、「見やすい図面だね」ってお客さまに言われることもありますし、完成の姿を褒められるのはもちろん誇らしいですが、自分が描いたものに対して直接評価をもらえると、うれしいですし、頑張った甲斐があったなと感じますね。

4.KIKUKAWAの社風は?

  • 渡邉

    皆さん普段はあまり表には出さず、穏やかだけれど、実はすごく情熱を秘めている方が多いと感じます。また、地道に、真摯に仕事に取り組んでいる方が多い印象です。

  • 磯部

    私も、こだわりや信念を持って仕事に取り組んでいる人が多いと感じます。それから、扱っているのが金属建材ということで堅いイメージがあるかもしれませんが、実際には柔らかいというか優しい印象の人が多いなって思いました。

  • 須藤

    部署を飛び越えて、営業も設計も製造も一緒になって議論することが多い。あと、細かいところまで妥協を許さないというか、こだわりをもって仕事をしていますね。

  • 渡邉

    それが品質にもつながってくるのですね。

  • 大海

    プロジェクトを進めていく中で、営業から取り付けの職人さんまで、いろんな部署が連携してコミュニケーション取っていくっていうのをすごく大事にしていると思います。

  • 磯部

    あと、若手でもチャレンジしやすい環境だというのもあると思います。新入社員の意見でも、よい意見であればちゃんと取り入れてもらえるというところもKIKUKAWAの社風ですよね。

  • 渡邉

    私も、広報に配属されて1週間ぐらいで、もうホームページの更新を任されたり、入社直後からいろいろやらせてもらえたなっていうのはありますね。

  • 大海

    任される仕事の裁量が大きいというのも感じますね。自分が「こうしたい」というのがあれば、上長と相談して、すぐに「じゃあそうしようか」となる。その流れが抵抗なくというか、とてもスムーズにいっているような気がしますね。

  • 須藤

    私も、かなり仕事を任せてもらっていると感じます。最初は営業にいて、半年後に施工管理に異動したのですが、それから1カ月もしないうちに、有名な東京アクアティクスセンターの現場の施工管理を担当して。「自分でいいのかな」とも思いましたが、いろいろな人にサポートしてもらいながら、基本的には自分主体で進めることができたということが、すごくいい経験になりました。

  • 磯部

    仕事が営業なので、お客様に見積りを出したり金額交渉をしたりする機会も多いのですが、1年目から大きな金額の、やっぱり「自分でいいのかな」と思うような難しいプロジェクトを担当させてもらいました。もちろん1人でやるわけではなく、上司や他の部署の人たちと一緒にやらせてもらったのですが、わからないながらもチャレンジできたことで、達成感も大きかったです。

5.仕事をする上で大切にしていること

  • 磯部

    私は営業で、一番お客さまと関わる仕事なので、お客さまからの要望やイメージをしっかりと聞いて、その内容に沿ったご提案ができるように心掛けています。そしてもう一つ、他部署とのコミュニケーションを大事にしています。難しいオーダーであればあるほど、お客さまだけでなく、他部署との連携が不可欠になってくると思うので。

  • 大海

    大切にしていることは、図面を描いていくときに、後のプロセスのこともよく考えることです。私たちが描いた図面がほんのちょっと違うだけで、作る人や取り付けをする人が大変になってしまうので、実際に工場で組み立てを行っている人とか、取り付けしている職人さんの声をよく聞いて、コミュニケーションをとって、反映できるようにしています。

  • 須藤

    わからないことをわからないままにせずに、必ず聞いたり調べたりしています。自分の頭の中だけで「これで行けそう」と考えて進めてしまうと、いざやってみたら全然だめで最初からやり直しになるなんてことも結構あったりするので、聞きづらいことでもちゃんと聞いて、後で問題にならないようにするということを心掛けていますね。

6.一番印象に残っている仕事やエピソードは?

  • 磯部

    先ほど、1年目から難しいプロジェクトを担当させてもらった話をしましたが、その旧エイベックスビルのレセプションカウンターの案件が、KIKUKAWA史上最も高難易度の3次元製品と言われるもので。設計、製造、施工、どこを取っても難しすぎたのですが、それに全社をあげて対応して実現していったことがすごく印象的でした。入社1年目で、ものづくりに対する姿勢を学ぶことができました。

  • 須藤

    私は、渋谷のとある大規模再開発ビルを担当したときのことです。まだ施工に入ってそんなに経っていない頃、先輩と一緒に屋上階のエスカレーター周りの幕板パネルを担当していました。46階建てのビルなので、物をあげるのも大変で、かなり納期がぎりぎりになっていました。次の工程も迫っていて、本当にそれまでに終わるのだろうかと思ったのですが、結局、工場の人も取り付けの人も、いろいろな部署の人がみんな総出で取り組んで何とか間に合わせることができました。その時のことが、一番印象に残っていますね。

  • 渡邉

    その建物の話題は、完成後にニュースでたくさん流れていましたよね。

  • 須藤

    はい、それを見て本当に「頑張って良かったな」って思いましたね。

  • 大海

    現場で大変だった思い出は、地下鉄の銀座駅の天井工事ですね。入社して2年目ぐらいから少しずつ関わり始めていたのですが、その後2年ぐらいはずっとその仕事を担当していました。その工事のために、何年もかけて図面を描いてきたのですが、納期が近づいてきたときに、いざ既存の天井パネルを現場で解体してみると、図面と全然違うところがでてきて、それをその都度反映させなければならず、すごく大変でしたね。知っている職人さん全員が銀座駅にいるんじゃないかと思うくらいの人数が集まって作業していました。

  • 渡邉

    私も、ホームページに銀座駅の施工事例を載せるために資料を見た時、ものすごい枚数の図面があって、ほんとに大変な現場だったんだなと感じたのを覚えています。

  • 大海

    そうなんです。でも、入社からそれほど経っていない時期に、その大変な現場を経験してやり遂げたことが、今とても役立っていると感じます。

  • 渡邉

    私も入社して間もない頃に担当した大変な仕事は印象に残っていますね。皆さんのような現場の話ではないですが、新しく導入したシステムを使ってHPに資料ダウンロードの仕組みを作るという仕事があって。これまでやったことがない初めての試みだったので、手探りで進めていかなければならずかなり苦戦しました。でもその時一生懸命調べながらやったことが、後々他の仕事にも活きてきたので、あの時頑張って良かったなと今では思っています。

7.KIKUKAWAで成し遂げたい夢

  • 渡邉

    私は広報として、KIKUKAWAのファンをもっと増やしていきたいというのと、個人としては、社内外の人たちから「渡邉さんと一緒に仕事をしたい」って言ってもらえる、頼られる人になりたいと思います。

  • 大海

    私は、これまで3Dの図面を書くような事例にあまり携わってこなかったのですが、それが得意だと面白いオブジェクトにも関われるので、今後は3D-CADを使う案件に携わってみたいです。あと、お客さまとのお付き合いを大事にして、前に担当した現場のお客さまからまたお声掛けいただけるような関係づくりをしていきたいです。

  • 須藤

    今はまだそのレベルに達していないと思いますが、いずれは会社で難しいプロジェクトがあったとき、「こういう難しい仕事は須藤にやらせよう」と言われるような存在になりたいですね。それから、街を歩いたときに「あ、ここ俺やったんだよ」と自慢できる現場をあちこちに作っていきたいですね。

  • 磯部

    私も皆さんと近いのですが、お客さまから「KIKUKAWAさんに頼んで良かった」と言われるだけでなく、個人としても「磯部さんに頼んだら何とかしてくれるんじゃないかと思った」とか、「磯部さんに頼んだから今回もいい結果になったよ」と、評価されるように成長していければと思っています。

8.就活生へのメッセージ

  • 渡邉

    自分が興味を持てる分野をあまり決めつけずに、幅広くいろいろ見てみたらいいんじゃないかと思います。興味を持てない仕事には、充実感も湧きにくいと思うので、そこはすごく大事なのかなと思いますね。

  • 須藤

    私は経営学部だったので、KIKUKAWAは全く違う分野の会社だったのですが、入社後は研修やサポートがあり、またいろいろな失敗と経験を繰り返して、今は自分でやり切れるようになっていると思います。ですので、建築が専門じゃない人でも諦めず、ぜひ入社してもらいたいですね。

  • 大海

    私も最初は建築について全然わからなくて、建築用語を覚えるだけでも精いっぱいだったけれど、実際にやりながら覚えていくことができました。自分に合った仕事を見つけるのはかなり難しいことなので、いろんな会社を見ながらじっくり考えてほしいですね。

  • 磯部

    KIKUKAWAは、文系・理系問わず、何かをやりたいというチャレンジ精神や信念を持って臨めば、若手のうちからいろいろと経験ができる会社なので、積極的にアプローチしてもらえたらと思います。

  • 渡邉

    この座談会の内容が就活生の皆さんの参考になって、更にはKIKUKAWAにも興味を持っていただけたら嬉しいですね。
    先輩社員の皆さん、本日はありがとうございました。