【新入社員】2021年度新入社員研修 工場編
4月下旬から約1ヶ月の予定で工場研修が始まりました。
機械課では3名一緒に、組立ではそれぞれ別の課、別のチームに分かれて研修を行いました。諸先輩方から長年培った技術や知識を学ぶ中で、「自分で設計」し「自分で考え」た「自分だけの作品」を作り上げ、その作品は研修成果を発表する「研修報告会」でお披露目をします。
【製造2課 岡田 侑樹さん】
Q:工場研修の感想は?
A:一つ一つの作業が難しく製作時の緊張感は良い経験になりました。又、製作物をより良いものにしようと努力していく中で、諸先輩方のお話を聞きものづくりの「可能性の広さ」「選択・手順の判断の難しさ」を痛感しました。が、考えることをやめなければ必ず、解決策が見つかることが実感できました。
Q:製作物について教えて下さい。
A:考える過程では気付かなかった、シミや寸法の狭さなどにぶつかり、実際に作ってみないとわからないことがある事を痛感しました。製作中色々苦労しましたが下板に穴をあけ足を一緒に付けた事でぐらつきの無い作品に仕上がりました。アピールポイントは、上部にHL、バイブレーション、鏡面と種類の違う3つの仕上げを施したことでその対比が楽しめる所です。
Q:工場研修で学んだことを今後の仕事にどの様に活かしていきますか?
A:工場研修を通じ、作業していく中でPDCAを回し、自ら答えを見い出していく経験ができました。研修中という事で今は周りの先輩がヒントを出してくれますが配属されてからは自ら答えを探さなくてはいけない。そのためにも多くの人とのコミュニケーションを大事にし、PDCAを常に回せる環境を作っていきたいと考えています。
【製造3課 安藤 佑南さん 】
Q:工場研修の感想は?
A:判らないことだらけで研修が始まりましたが色々と経験をさせて頂く中で自分自身の成長を感じる事ができ、今思えばあっという間でした。全体を通して楽しい研修を経験させていただきました。
中でもネジ人形(余ったネジを使い人形の置物を製作)を自分のオリジナルで作れた事が印象に残っています。
Q:製作物について教えて下さい。
A:設計段階では気づいていなかった問題点が製作時におきました。板が薄かった為、溶接棒が入らず困ってしまいました。先輩方のアドバイスのもと解決策を練り、無事完成。初期に考えていた物よりも良い作品を作ることが出来ました。
Q:工場研修で学んだことを今後の仕事にどの様に活かしていきますか?
A:失敗からも沢山学べる事があるんだと学習しました。これからも色々な経験を積んで実践での仕事に活かしていきたいと思います。実際の施工現場での組立の様子などもう少し学びたかったです。
【製造4課 羽子田 真人さん】
Q:工場研修の感想は?
A:初めに工場に入った時、どこに何があるかなど全く判らなく困惑しましたが日々研修を行う中で理解を深めることが出来ました。実際にものづくりを経験してみると「とても疲れている自分」がいました。工場で働いている方は毎日この仕事をされていると思うと「凄いな!」の一言です。各チームともお互いにしっかりとコミュニケーションを取り連携して作業をしている事が印象的でした。
Q:製作物について教えて下さい。
A:ポリッシャーで仕上げる時に凸凹が出ないように平たく削るのが難しかったです。溶接部分で少し変色してしまい見栄えに影響するかと心配しましたが、仕上げで隠すことができ納得できる作品に仕上げることが出来ました。
Q:工場研修で学んだことを今後の仕事にどの様に活かしていきますか?
A:多岐にわたる工場のものづくりの中のほんの一部分しかふれていないと思いますが、少しでも「知っている」のと全く知らないのでは全然違うと思います。少ない知識ではありますが、仕事に活かせれば良いなと考えています。又、機械課の仕事をもう少し学びたいと感じています。
最終日の研修報告会を終えると、所属部署に配属されます。
今までの研修期間の経験をそれぞれの職場で思う存分活かしてください!
新入社員三名の今後の活躍に期待しています!