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2021.08.16

【資格取得】TOEIC(975点)資格取得者インタビュー

【資格取得者】第3回目のインタビューはTOEICで高得点を取得したプロジェクト統括部2部(海外案件坦当)の川口優作さんにお話を伺いました。

 

Q1.先ず、英語力はどのように身に付けましたか?

A.小学5年生のときに両親とオーストラリアに移住し高校卒業までシドニーで生活していました。その後一度日本に帰国しましたが、20歳の時にカナダに単身で引っ越し通算4年間生活しました。英語はこの過程で自然と身についたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q2.得意不得意分野があると思いますが、苦手克服方法などの受験対策があれば教えて下さい。」

A.満点を取ることを目指す教材を購入しリーディングのみ勉強しました。教材が非常に難しかったのでテストの方が簡単だった印象です。
どちらが不得意、というのは正直ありませんが、個人的にはTOEICはリスニングの方がコツがいると思います。                                            スピーカーから流れる会話に対して質問が複数ありますが、会話をすべて聞いた後に質問に取り掛かると会話の内容を忘れており答えが分からなくなります。例えば、ネット通販の出荷までの期間が3日か3週間か30日間か、というような質問は会話を聞いている瞬間は覚えていてもあとから振り返ると覚えていないものです。                                          コツとしては会話が始まる前に質問にざっと目を通しておき、質問の内容に差し掛かった時点で聞きながら答えていくことです。自分はテスト開始後に気づいてその場で対応したので最初の数問を落としたと思いますが、事前に知っていればより高得点を狙えたと思います。

 

Q3.建築物については普段、余り使われていない言葉や技術等の専門用語がありますが、英訳で難しいなと思われた事、また、ご苦労されたことはどういったことでしょうか?

A.苦労したこととしてはそもそもの日本語の建築用語の意味が分からないことでした。例えば45度で部材同士が取り合うことを留め(とめ)と呼びますがこの意味を知らないと英訳することができません。英訳で難しいと思ったことはこの延長線上にあり、日本語の単語と英語の単語に全く結びつきがないものは覚えることも訳すことも難しいです。留めはMitre Joint(マイタージョイント)と訳しますがまず日本語の意味を理解し、その後英語で何と言うかを覚えるという二段構えになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q4.普段、会社で英語を使用している以外、どんな場面で英語に触れていますか?

A. 映画やドラマで見ることに加えて、海外に住んでいる友人らとやり取りする際に英語を使用します。稀に知人に英訳をお願いされて対応したりもしています。

 

Q5.これからTOEICの受験を目指す方に英語でメッセージをお願いします。

A.Just persevere, believe in yourself !

 

Q6.最後にコロナが収束して先ず、最初に行ってみたい国はありますか?

A.両親が今も住んでいるオーストラリアですね。2019年12月以来会っていないので。

 

ありがとうございました。

 

インタビュー後記:TOEICの試験は世界150カ国で実施され世界共通の英語力の証明の役割を果たしています。川口さんは海外で生活されていましたが、ネイティブでも970点というハイレベルな得点をとることは難しいと言われています。(因みに、弊社には990点の満点で合格した社員が2名います。)

現在はコロナ禍のため、電話会議やメールで打合せを行っていますが、コロナ収束後には海外への出張も増えることでしょう。その日の為にも、日々、専門用語のスキルアップを継続しています。