METAL ARCHITECT KIKUKAWA

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海外プロジェクト

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KIKUKAWAは、海外のお客様に向けて情報発信し、海外プロジェクトに積極的に参画しています。

デザインの実現力と、きめ細かい対応力は、確実に信頼とファンを獲得しています。
そこには、オーダーメイドの金属建材・金属工事に対する確かな技術力と、日本のモノづくりの心があります。

海外プロジェクト事業

KIKUKAWAは、海外のお客様や海外プロジェクトに対して、金属建材に関する様々な対応をしています。

  • 海外のお客様との直接契約による、設計・製作・輸出(施工コーディネートにも対応)
  • 海外の施主やデザイナーとの対応を必要とする国内プロジェクト
  • 海外案件のオーダーメイドの金属建材やKIKUKAWAのオリジナル建材・仕上げに関する相談
  • 海外発の日本に拠点のある設計事務所や日本在住のデザイナーへの対応
  • 国内で計画や設計される海外案件の相談

上記以外でも、海外プロジェクトや海外に関わることで、お困りのことがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

海外プロジェクトに対する体制と強み

KIKUKAWAには、海外プロジェクトを扱う専門の営業部門があります。
2018年12月の時点で、TOEIC900点以上の英語が堪能な社員が3人在籍。
英語での図面対応も、香港にあるグループ会社「KIKUKAWA INDUSTRY INTERNATIONAL LTD. 」(KII)を中心に組織しています。
そのKIIは香港・中国を中心に営業活動も行っており、イギリス・ロンドンとフランス・パリでは契約コーディネーターを配置し、柔軟な対応をしています。
KIKUKAWAは、海外で先行している3D-CADをいち早く導入し、品質に関してもISO9001を取得するなど、海外プロジェクトへの参画する条件を整えています。

お客様の要望に合わせた、梱包・輸出方法や諸条件

KIKUKAWAでは、安全に金属製品を現地に輸出するために、万全を期しています。
製品の形状によっては、事前の梱包計画に沿って、設計段階で梱包治具を最適化。
安全性と梱包率を両立した方法を考案します。
お客様との協議により船便か航空便かを選択し定められた条件で最終梱包をしますが、木枠梱包が多いなか、最近では環境に優しいスチール梱包を推進しています。
製品の受け渡しに関しても、インコタームズ(国際商業会議所が制定した貿易取引条件とその解釈に関する国際規則)の工場渡(EXW)から関税込持込渡(DDP)までの数段階の条件を要望に沿って対応できます。

KIKUKAWAの海外プロジェクトの変遷

現在まで、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東など世界中のプロジェクトにKIKUKAWAは携わっています。
その最初は、1957年の南極・昭和基地の営舎金物製作でした。
その後、1960年初頭ごろから単発的に、国内のお客様の要請を受け、ベトナム・ダニムの発電所の外装や、アメリカ・ワシントンDCや西ドイツ・ボンの日本大使館の金属工事などに携わりました。
1980年代になると、こちらから積極的に打って出るようになり、マレーシア・クアラルンプールのダヤブミビルやマカオのフェリーターミナルビルなど、比較的規模の大きいプロジェクトに参画。
1990年代は、香港以外にもシンガポールや台湾に現地法人を設立していたこともあり、毎年のようにアジアを中心に数件のプロジェクトに参画しました。
これらの経験を踏まえ2004年からは、世界的なメーカーが世界中に展開する店舗の受注を獲得するに至り、海外展開を確かなものとしました。
タイの寺院であるダーマカイパコダやロンドンのブルームバーグ新欧州ビルのような、海外プロジェクトならではの規模が桁違いに大きいプロジェクトも受注するようになり、そのたびに組織を含めた体制構築や新規の設備投資を行うなどして、お客様に満足いただけるようにプロジェクトを完遂。
経験を積み、ノウハウをさらに蓄積しています。

世界のお客様から信頼を獲得

KIKUKAWA の技術力と、日本人ならではのきめ細かい対応力は、多くの信頼を獲得しています。
例えば、世界的メーカーが展開する店舗では、スタンダードとなった仕上げの開発において、お客様が納得するまで幾度もサンプルを作成し、その高度な品質を様々な形状やサイズでも妥協することなく全うする姿勢を貫くことで、強固な信頼関係を構築しました。
香港に拠点を置く「キャセイパシフィック航空」のラウンジで使用された古美(ふるみ)仕上は、デザイナーの要求に応えるため製作したサンプルは100を超えました。
そのこだわりを実現したブロンズパネルが、各国のラウンジにも採用されています。
ブルームバーグ新欧州ビルでは、ディテール実現やコストダウンのための技術提案、最新技術導入を含めた生産体制、ブロンズ製品の実績、環境への取組などをきめ細やかに対応し、モックアップなどの高い品質が決め手になりました。
これを機に、建築界のノーベル賞であるプリツカー賞を受賞したことのある建築家ノーマン・フォスター卿の知己をいただき、「若い設計者にKIKUKAWAの先端技術と職人技を伝えて欲しい」とのお言葉をいただいています。

トピックス – 工場見学:フォスター卿のご来場
ニュースリリース – 「ブルームバーグ欧州本社ビル」’18年 英国最優秀建築賞RIBA Stirling賞受賞

マレーシア・クアラルンプールのダヤブミビル(1983年)
マレーシア・クアラルンプールのダヤブミビル(1983年)
香港セントラルステーション(1998年)
香港セントラルステーション(1998年)
タイのダーマカイパコダ(2000年)
タイのダーマカイパコダ(2000年)
中東の某空港(2014年)
中東の某空港(2014年)
タイ・バンコクのキャセイパシフィック航空ラウンジ(2015年)
タイ・バンコクのキャセイパシフィック航空ラウンジ(2015年)