水面(みなも)パネル®
鏡面ステンレス板の表面にランダムな凹凸を形成する水面(みなも)パネル。水面に波紋が広がるような優美な意匠材で、周囲の景観を映し込みます。STUDIO K+では、凹凸のパターンや加工方法の違いで4種類を展示しています。
鏡面ステンレス板の表面にランダムな凹凸を形成する水面(みなも)パネル。水面に波紋が広がるような優美な意匠材で、周囲の景観を映し込みます。STUDIO K+では、凹凸のパターンや加工方法の違いで4種類を展示しています。
高出力のファイバーレーザー溶接機により自由曲線のアルミパイプルーバーを製作。仕上げは木目調の高耐候性粉体焼付塗装を施しています。
高出力かつ低歪みのファイバーレーザー溶接により三次元曲線の螺旋階段ミニモックアップを製作。丹銅の素材感を活かした、HL+艶ありクリアで仕上げています。
インクリメンタルフォーミングの製作過程です。素材は丹銅。サンプルのような三角錐(ピラミッド形状)を作り出すには、平板にプログラム制御された棒状工具を押し当てることで、Step1からStep3の順で成形していきます。
3次ベジェ曲線のアルミ鋳物サンプルをシルバーのメタリック塗装で仕上げています。ベジェ曲線は、面と面の境界線である稜線が出ないことが特徴で、滑らかで美しい曲線を描きます。
2019年にプリツカー賞に受賞された磯崎新氏による「水戸芸術館」。KIKUKAWAが参画したタワーのチタンパネルの形状とスケール感を視覚的にご覧頂くため模型を作成し「プリツカー賞とKIKUKAWA」コーナーで展示しています。
世界遺産『薬師寺』の「食堂(じきどう)復興工事」の化粧天井パネルの原寸サンプル。光輝アルミ合金をレーザーカットにて加工した格子パネルに染色ゴールドアルマイトを施しています。
プリツカー賞他、様々な建築賞を受賞している妹島和世先生による「すみだ北斎美術館」。KIKUKAWAが携わった外装ファサードの形状を立体的にご覧頂くため模型を作成し「プリツカー賞とKIKUKAWA」コーナーで展示しています。
高耐食性フェライト系ステンレスを金属建材に適用するノウハウをKIKUKAWAは有しています。「STUDIO K+」では、HLとPHL(バイブレーション)仕上したサンプルを展示しています。
「STUDIO K+」の遊び心を、ブロンズ将棋セットで表現してみました。真鍮製の将棋の駒は、外形をレーザーカットで、駒の文字はタタキ込みにて製作。将棋盤は銅版に溝をつけて製作しています。
銀白色の一円硬貨など、身近な金属として知られるアルミニウム。アルマイト(陽極酸化皮膜)は、素材のメタリック感を活かした仕上げです。「STUDIO K+」では、比較検討して頂けるよう、様々なアルマイトのサンプルを展示しています。
デザイナーの表現したい多種多様な意匠や特殊柄を実現する仕上げの一つとして、マスキング技術を応用した塗装を提案。様々なデザインを実現するKIKUKAWAの特殊塗装/仕上は、金属工事の可能性を高めます。
「STUDIO K+」では、HL研磨の上、5段階に濃淡をつけた硫化イブシ仕上げのサンプルを展示。湿式処理のサンプルは、銅と丹銅材でご用意しています。乾式処理で硫化イブシを施したものとの比較など、微妙な風合いの違いを体験してみてください。
職人の手技にて、特殊な研磨を施したステンレス板。工夫しだいで様々なデザインやパターンを表現することが可能です。「STUDIO K+」では、4種類のサンプルを展示しています。
「STUDIO K+」では、HL研磨の上、5段階に濃淡をつけた硫化イブシ仕上げのサンプルを展示。乾式処理のサンプルは、銅と真鍮材でご用意しています。湿式処理で硫化イブシを施したものとの比較など、微妙な風合いの違いを体験してみてください。
KIKUKAWA独自のビーズブラスト技術をステンレス材に施すシルキーブラスト®パネル。BR-60は、比較的、光沢を抑えた目の粗い仕上げがりで、淡い映り込みとキラキラとした輝きがあるのが特徴です。
鏡面に磨かれた見えがかり部が、奥行き方向に緩やかなウェーブを描くSUS製ルーバー。それらが連なることで、面として凹凸が表現され、波紋の様なファサードを演出します。
KIKUKAWAの槌目は標準でラインアップしている模様以外でも、様々なテクスチャーに対応します。こちらは、ハンマーのヘッドを改造することで、特殊柄をデザインした例となります。
真鍮材をレーザーカットにて繊細な模様抜きをしています。同じく樹脂材料で同じ模様抜きを施した後、真鍮色塗装したサンプルも「STUDIO K+」では展示しています。
金属表面にテクスチャーを表現するKIKUKAWA独自のエンボス(凹凸)加工「ラフトーンメタル®」。重厚感がありつつも、軽量で多用途のデザインであるため、内・外装パネルとして適しています。
1983年に製作した法多山尊永寺のブロンズキャストの笹金物です。改修工事で不要になったものを保管してあります。
シルキーブラスト・グラデーションは、ブラストの密度を徐々に調整することで、鏡面から始まり、擦りガラスのような光沢から柔らかな輝きまでの移ろいを、1枚パネルの中で実現します。
都内某所に納めたアルミ製キャストのレリーフを展示してあります。蓮の形をキャストで再現し、軽量ながら深みのある製品となっています。
真鍮手摺の竪子先端球受を「STUDIO K+」では展示しています。真鍮の無垢材から削り出すことによって製作。鏡面仕上げすることで高級感を演出しています。
保育園の外壁に、全部で51のひらがな文字を全46色でツリー状に配置した外装文字パネル。そのうちの一部を、展示用として再現しました。
光沢度の高い特殊アルミ材である光輝アルミ合金を使用するアルマイト処理は、通常のアルミ材にはない光沢感を演出。「STUDIO K+」では、比較検討して頂けるよう、光沢度の異なるサンプルを展示しています。
1.0㎜の銅板にKIKUKAWA保有のロール加工パターン=ラフトーンRシリーズを施し、硫化イブシとクリアコーティングで仕上げています。
錆風塗装は、特殊な塗装技術と柄付けの組合せにより、鉄錆の風合を再現した仕上げ。鉄本来の経年変化である錆の渋みを活かしたい意匠に、周囲はもちろん、手に触れた場合でも汚れることなく、その質感を楽しめます。
鉄やアルミの角パイプやフラットバーに凹凸のある模様を施すことができます。凹凸の生み出す伝統的な渋みや重厚感は、手摺・柵・スクリーンや各種工芸品などの意匠の選択の幅を広げます。
5㎜のアルミ板に、それぞれ異なる研磨方向から、ランダムに円形に削ることで表現するキシャゲ仕上。反射の具合で、同板上に濃淡があるような仕上げとなります。
葉っぱの葉脈を模した仕上げをタタキ加工で表現しています。「STUDIO K+」では、ブロンズ材とアルミ材を加工したサンプルを展示しています。
金属粉を混ぜた特殊な塗装方法を用いて、本物のブロンズのような味わいを表現できます。本サンプルは、アルミキャストに真鍮硫化風の仕上げを行なっています。
スチールで3.2㎜の板から、細かい格子柄を、精密なレーザーカットで抜き、それを3㎜幅の格子骨の上に打ったスタッドにて、1.6㎜のバックパネルと組み合わせて1枚のパネルとしています。
母材のステンレスやスチールに、ニッケルめっき、ブロンズ(銅・真鍮)めっきなどを施した各種装飾めっき仕上サンプルを展示。研磨やクリアーの組合せで、様々な表情を演出します。
複数の拡開パターン(目)を組み合わせた「グラデーション・エキスパンドメタル」。通常、エキスパンドメタルは1つの柄の繰り返しですが、オーダーメイトにて、3つまで組合せが可能です。
板厚10㎜のアルミ厚板に高出力レーザーカット加工による穴あけを施しています。薄板のパンチングパネルと比較して、厚板ならではの重厚なディテールを演出します。
板厚10㎜のアルミ厚板にミーリング加工(複数の切刃の付いたカッター・ドリルが回転して動きながら加工する方法)による穴あけを施しています。薄板のパンチングパネルと比較して、厚板ならではの重厚なディテールを演出します。
アルミ板に水玉模様のフィルム転写シートを貼りつけました。加工性の高い金属に転写シートを貼ることで、様々なデザインを実現できます。
穴明けパンチング加工やミーリング加工が適用できない場合の代案として、穴明け風の塗装を施す仕上げです。KIKUKAWAの特殊塗装/仕上は、さまざまな表情を再現することで、金属工事の可能性を高めます。
「STUDIO K+」の体験コーナーでは、型抜きしたブロンズ材を用いて、槌目靴べらの加工体験を行うことができます。打ち目模様を調整したオリジナルの靴べらを、是非お持ち帰り下さい。
本サンプルは、PHL(バイブレーション)に研磨したステンレス板にカラークリア仕上を施しています。レッド系やゴールド系、ブラウン系にて色調を調整し、ブロンズの素材感や硫化イブシ風を表現しています。
「STUDIO K+」の扉、銅門(あかがねもん)に固定されたお椀型の円形金物。そのミニチュアモックアップです。アルミ板をインクリメンタルフォーミングで成形し、特殊塗装である「アルミ硫化着色工法」にてブロンズの風合を再現しています。
金属を鍛える時に材料をこの上にのせて叩くための鉄製の台である西洋版金床です。馬の蹄金を作る為に使用されてきたため、このような形状になっています。
スチール板に「りん酸亜鉛処理」を再現した特殊塗装を施しました。KIKUKAWAの特殊塗装/仕上は、さまざまな風合を再現することで、金属工事の可能性を高めます。
建材においてブロンズ(銅合金)製品は、主に純銅(C1100)、丹銅(C2200)、真鍮(C2801)を使用します。まずは素材を何にするかを選択する必要があり、KIKUKAWAでは形状や最終仕上、使用箇所を考慮した最適な提案をいたします。
4種類のブロンズ材(銅C1100・丹銅C2200・真鍮C2600・真鍮C2801)に各種テクスチャーや研磨をかけたサンプルへ硫化イブシ仕上を施しました。同じアンティーク調でも素材の違いやテクスチャーの組合せにより様々な風合いを選択できます。
4種類のブロンズ材(銅C1100・丹銅C2200・真鍮C2600・真鍮C2801)に各種テクスチャーや研磨をかけたサンプルです。素材の色味の違いと11種類の仕上げの組合せは、お客様が自由に選択できます。
板厚10㎜のアルミ厚板に穴あけ加工を施しています。通常のパンチングパネルと比較して重厚なディテールを演出します。
デザインファサードとしても活用されるアルミ製エキスパンドメタル。KIKUKAWAは、ストランドの刻み幅を広くすることで、開放感と適度な遮断性を両立させた新しいタイプの金属ルーバーを提案します。
アルミ板に深曲げを行い、見付25mm×奥行き250mm×長さ4,000の縦ルーバーを製作。色合いはゴールドとシルバーのアルマイトを施しています。
レーザー切断を用いてアルミ光輝合金材に精密なパターンを切り抜きました。全てのピースがぴたりと合うような高い精度要求に応えています。
桜の装飾を銅板でレーザーカットにて製作。立体的な形状と仕上げの槌目模様は、職人技をKIKUKAWA独自の工法で確立した叩き出しにて成型しています。
KIKUKAWAが保有する摩擦攪拌接合(FSW)機はブロンズ異種材接合が可能。大板(長尺、幅広)製作を最も得意とするFSWにて、本サンプルは銅と真鍮(黄銅)を接合し、HLで仕上げています。
職人が織り込んだつづら織パネルを表現したデザインパネルです。アルミ材をパンチングした上に凹凸をつけることにより、さも編み込みんだようなパネルとなっています。仕上げは銅・真鍮粉を混ぜた特殊塗装を行いブロンズ硫化風に仕上げました。
ブロンズ材(銅・丹銅・真鍮)を切断した帯状の板を、職人が1つ1つ編み込んで製作したメッシュ状のパネルです。線状の金網とは異なり、重厚感や高級感を演出します。
KIKUKAWAが保有するファイバーレーザー溶接機はブロンズ異種材接合が可能。本サンプルは銅(Cu100)、丹銅(Cu90Zn10)、真鍮(Cu60Zn40)の3種類のブロンズ材を三つ葉模様に接合しています。
5枚のねじった板をレーザー溶接で接合することで組み合わせた五角形のねじれパイプ。細ビートで低歪み、曲線・立体の連続溶接を得意とするKIKUKAWAのファイバーレーザー溶接機で製作しました。
楕円の凹みをインクリメンタルフォーミングで製作した椅子のミニチュア。本番ではアルミを採用しましたが、こちらは純銅にて製作しています。
りん酸亜鉛処理は、溶融亜鉛めっきを行ったスチール製品の「美観」をさらに高めるために注目されている表面仕上げです。重厚感や高級感、自然な質感を求められるところに適しています。
「STUDIO K+」の体験コーナーでは、真鍮材を用いて3インチのシンバルを実際に製作できます。曲率や打ち目模様を調整し、自分だけのシンバル作りを是非体験してみてください。
ベーコンをイメージした「STUDIO K+」のロゴの一文字です。銅とアルミのそれぞれを波状に細く切断した板を、FSW(摩擦撹拌接合)にて異種金属接合。それを組み合わせて文字を形成しています。