
MAO RINK TACHIKAWA TACHIHIのデザインパンチング外装パネルを施工
金メダルをイメージした、ゴールド色粉体塗装のアルミパネル
ライトアップでデザインパンチング模様が美しく浮かび上がる
●屋内スケートリンク施設の外装パンチングメタル
プロフィギュアスケーターの浅田真央さんが監修した、東京・立川市のアイススケートリンク「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」の建設プロジェクトに参画しました。
KIKUKAWAが担当したのは、金メダルをイメージしたゴールド色のパンチング外装パネル。パンチングデザインは、フィギュアスケートの種目のひとつ、「コンパルソリーフィギュア*」で描かれる氷上の図形をモチーフにしています。温かみのあるゴールドカラーや夜間のライトアップが、建物を華やかに彩ります。
*コンパルソリーフィギュア:フィギュアスケートで1990年まで行われていた種目。氷上を滑走して課題の図形を描き、滑走姿勢や描かれた図形の正確さを競う。
●ゴールド粉体塗装×デザインパンチング
およそ430㎡のパンチング外装パネルは、W1,100㎜×H3,800~4,400㎜のアルミ曲げパネルで構成。パール調ゴールド色の高耐候性ポリエステル粉体塗装で仕上げています。イメージに合うゴールドが表現できるよう調色し、何種類ものサンプルを比較した上で決定しました。
直径25㎜と35㎜の2種類の丸孔で模様を描くデザインパンチングは、化粧面だけでなく、パネル裏の部材やビスの配置まで考慮し、パンチング模様をより美しく見せるために工夫しています。
●ライトアップで浮かび上がるパンチング模様
夜間はパネル内側からライトアップされ、壁一面に模様が浮かび上がります。この照明の見え方は特に重要なポイントであったため、お客様とともに事前にモックアップで確認した上で進めています。施工後は全体的な出来栄えについて高評価をいただくことができました。多くの人々の夢や想いがつまった一大プロジェクトに装飾建材という形で協力することができ、当社としても大変光栄でした。
品名・施工個所 | 材質 | 仕上げ・加工 |
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外装パネル | アルミ | デザインパンチング 高耐候性ポリエステル粉体塗装 |
建物名称 | MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI |
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施主 | 株式会社立飛ホールディングス |
設計 | 株式会社山下設計 |
施工 | 北野建設株式会社 |
竣工 | 2024年 |
建設地 | 東京都立川市 |