甲賀市水口保健センター:建替工事にて、外壁に沿って配置されるアルミルーバーを施工。
波のように滑らかな曲線形状と、メタリック塗装のシャープさを併せ持つルーバー。
ルーバー自体の強度を高めることで下地を最小限に抑え、よりスタイリッシュな印象に。
●保健センターの建替工事に参画
滋賀県甲賀市に位置する水口保健センター。2階には子育て支援センターが併設され、子供たちが伸び伸び遊べる屋外テラスも設けられています。今回KIKUKAWAは、保健センターの建替工事に伴い、外壁に沿って配置されるアルミルーバーを施工しました。
風や人の流れを表現した波型形状が、視線や日差しを優しく遮りながら保健センターの外観に変化をもたらしています。
●緩やかな曲線を描く波型アルミルーバー
外壁を囲むように配置されたアルミルーバーは数量約250㎡。見附幅の異なる3種類のルーバーをバランスよく配置し、シルバーメタリック塗装でシャープな印象に仕上げています。
今回施工したルーバーは、1本のルーバーの中で曲げ角度を細かく変化させながら上下で曲げを揃え、全体の統一感を持たせたデザインとなっています。特に全体に施されるR加工については、曲げの角度を一つ一つ丁寧に算出し、最適な位置にパネルの切り替えが来るよう設計することで、段差のない滑らかな曲線に仕上げました。この形状を実現するため、施工時には角度を示したゲージを作成して曲げパネルの精度を落とさず納めています。
●試作を繰り返し、意匠と強度を両立
建物の一番の見どころともなるルーバーは最長3,000mmを超える長物で構成され、その数はおよそ230枚に及びます。通常は工場内のクレーンで釣り上げての検査が多い中、施工環境下での映り込みや見え方を確認するため、ユニック車で実際の取付け高さまで上げて検査を行いました。
数量が多いうえ、構造上 上下端部のパネル曲げの後にR加工を施すという難しい製作工程となった本製品。ルーバー見込み幅の緻密な調整でR加工と強度を両立させることで、下地本数を減らし、下地を極力見せないようにとのご要望にも対応しました。
●精度の高い良品を納めるKIKUKAWAの提案力
当社HPをご覧になった設計者様より、「印象的な外観を金属で表現したい」とのご相談を受け、スタートした本プロジェクト。子供たちの手の届く場所への施工でもあることから、安全性に十分配慮し、細部への気配りを怠ることなく納めました。これまでの施工経験を活かした提案でKIKUKAWAの製品・施工精度の高さについてご評価をいただくとともに、施設の機能性と意匠性の向上に貢献することができました。

▲屋外テラスの視線を優しく遮るアルミルーバー。
| 品名・施工個所 | 材質 | 仕上げ・加工 |
|---|---|---|
| 外装Rルーバー | アルミ | フッ素樹脂焼付塗装 |
| 建物名称 | 甲賀市水口保健センター |
|---|---|
| 施主 | 甲賀市 |
| 設計 | 株式会社片淵建築事務所 |
| 施工 | 西村建設株式会社 |
| 竣工 | 2025年 |
| 建設地 | 滋賀県甲賀市 |

