
奈良県立医科大学新校舎のエントランスホール天井にエキスパンドメタル シーリング(CTEXC-D32)を施工
視聴覚ホール天井にも黒系塗装のエキスパンドメタル シーリングを納品
手前の風除室天井はアルミカットパネル、奥のエントランスホール天井はエキスパンドメタルで製作
●大学新校舎の内部天井工事に参画
奈良県立医科大学の新キャンパス、畝傍山キャンパスの校舎新築工事に参画しました。かつてこの地にあった日本初の都城「藤原京」をモチーフにした校舎は、当時の宮殿のような和風の外観が特徴的です。
KIKUKAWAは校舎内部の天井工事を担当。エキスパンドメタルとアルミカットパネル、2種類の金属天井を納めています。
●エントランスホールのエキスパンドメタル天井
講堂図書棟1階のエントランスホールには、メッシュ形状のアルミ製天井材「エキスパンドメタル シーリング」を220㎡ほど施工。パネルサイズは1,800㎜×600~680㎜、カラーは濃色グレーのアクリル樹脂焼付塗装です。エキスパンドメタルの間には幅200㎜のスリットパネルが配置されており、照明などの天井設備がライン状に並んでいます。
附属図書館の中にある視聴覚ホールの天井にも、同じく濃色グレーの「エキスパンドメタル シーリング」を施工。700㎜×1,500㎜のパネル15枚で構成しています。
●風除室のアルミカットパネル天井
エントランスホール手前の風除室の天井は、基準サイズ1,100㎜×2,100㎜のアルミカットパネルで構成。エキスパンドメタルと同じ濃色グレー、こちらはフッ素樹脂焼付塗装で仕上げています。他に講義棟や実習研修棟の風除室天井も同仕様で納めました。
●黒系塗装のエキスパンドメタルで天井をデザイン
黒系統のカラーを用いた天井材で、古都の雰囲気にふさわしいシンプルで落ち着いた空間を演出した本プロジェクト。エキスパンドメタルをご採用いただくことで、黒でも圧迫感の少ない軽やかな印象に仕上がっています。新キャンパスのメインエントランスを中心に、高品質の天井パネルを納めることができました。
品名・施工個所 | 材質 | 仕上げ・加工 |
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エントランスホール 視聴覚ホール 天井パネル |
アルミ | エキスパンドメタル アクリル樹脂焼付塗装 |
風除室 天井パネル |
アルミ | フッ素樹脂焼付塗装 |
建物名称 | 奈良県立医科大学 畝傍山キャンパス校舎 |
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施主 | 公立大学法人 奈良県立医科大学 |
設計 | 株式会社松田平田設計 |
施工 | 大日本土木 - 森下組 - ピーエス・コンストラクション 共同企業体 |
竣工 | 2025年 |
建設地 | 奈良県橿原市 |