2019年11月20日
工場見学:溶接学会「若手会員の会」
2019年11月13日、一般社団法人溶接学会「若手会員の会」を通じて、大学や民間企業などで溶接・接合分野にかかわる若手研究者や技術者など、あわせて13名の皆様が「令和元年第2回若手グループ研究会・施設見学会」のためにKIKUKAWAの千葉工場に来場されました。
当日は、13時から15時まで「若手会員の会」のメンバーによる研究発表や意見交換会が開催され、その後2時間にわたって工場の見学会が行われました。金属建材の加工という側面からFSW(摩擦攪拌接合機)やレーザー溶接などの最先端の溶接設備、そしてそれらを職人技と融合することで製作したさまざまなサンプルやモックアップをじっくりご覧いただきました。
見学後は、溶接製品の品質基準の決め方や溶接方法の使い分けなどの技術的な質問から「工場の随所にあるモックアップなどから伝わる製品のスケールが感じられた」、「街の風景に技術が詰まっていることを実感し、見え方が変わるように感じる」といった感想が寄せられました。
今回の見学会は、かねてより技術研究をともに行ってきた福井大学からのご相談がきっかけで、当社の社員が溶接学会に加入していることもあり、快諾したものです。
KIKUKAWAでは、今回のような研究会や学会などの活動への参画を通じて、これからも産業界に寄与していきます。工場見学や金属加工に関するご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
*「若手会員の会」若手グループ研究会・施設見学会は、大学や公設試などの中立機関および民間企業などの溶接・接合分野にかかわる若手研究所・技術者同士の交流の活性化や連携の促進を目的として、毎年2回程度の研究会・見学会を開催しているものです。
溶接学会「若手の会」については、こちら
http://jweld.jp/welnet/
福井大学と連携して研究を進めている技術については、こちら
「金型不要の3次元パネル成形自動化技術」のニュースリリース
*この見学会は、「週刊鋼構造ジャーナル」にて取り上げられました。
「週刊鋼構造ジャーナル」については、こちら