「文化の広場」光輝合金発色のアルミ軒天井+下がり壁カットパネル
淡く輝く光輝合金発色のアルミ柱型と壁カットパネル
細目地で精度よく納まっている光輝合金発色のアルミ・カットパネル
●新たなランドマークに淡く輝くアルミパネルで貢献
目黒駅前ロータリー正面に位置する新たなランドマーク、商業・オフィスの機能を備えた複合施設「目黒セントラルスクエア」のアルミ・カットパネル工事にKIKUKAWAは参画しています。
随所でこだわりの強い素材やディティールが採用される中、行き交う多くの人々の注目を集める「文化の広場」と、3FのオフィスEVホールに、淡く輝く光輝合金発色のアルミ・カットパネルを納入。渋谷と品川に近接する、大人の街・目黒の洗練されたイメージを演出しています。
●色調の均質な光輝合金発色を実現
ステンレスのビーズブラストのような質感をアルミ材料で実現するため、光輝合金発色を採用。光沢度の高い特殊材である光輝アルミ合金(A5110AP-H24)に電解研磨処理後、ステンカラー色の二次電解着色を施すことで高い光輝性を得ています。
発色系でも特に色合わせが難しい光輝合金発色。これまでに培ってきた材料メーカーやアルマイトメーカーとの協力体制と管理ノウハウにて対応することで、均質な色調のパネルを納品することができました。
●6㎜の細目地仕様のカットパネル
3㎜のアルミ・カットパネルは、KIKUKAWAの細目地技術にて、6㎜の目地を実現。目地底にビスが見えないディテールは、洗練された意匠に寄与しています。
外部扱いの「文化の広場」は、下地強度と納まりを両立した設計をするとともに、デザイン的な照明配列を正確に管理しました。
三方枠・ボタン・ランタンが先に施工されたEVホールは、建設会社との協議・実測することで、正確な数値を改めて図面に反映、または一部納まりを変更することで対応。目地も含め精度よく納めることができています。
●良品をレベルの高い管理にて
補修の効かない光輝合金発色、限られた時間とスペースなどの条件のなか、施工計画を入念におこない効率よく納めています。特に、最大長さが約5mある3FのオフィスEVホールの壁+柱カットパネルは、動線やストックヤードなどを事前に建設会社と打合せをすることで、安全を確保して良品を納めています。
このようにQDS(品質・納期・安全)全てにおいて、高いレベルで管理した結果、事業主から高い評価をいただくことができました。
品名・施工個所 | 材質 | 仕上げ・加工 |
---|---|---|
文化の広場 軒天井+下がり壁カットパネル |
光輝アルミ合金 (A5110AP-H24) |
光輝合金発色 (電解研磨+二次電解着色) |
3F・EVホール 壁+柱カットパネル |
光輝アルミ合金 (A5110AP-H24) |
光輝合金発色 (電解研磨+二次電解着色) |
建物名称 | 目黒セントラルスクエア |
---|---|
施主 | 目黒駅前地区市街地再開発組合 |
設計 | 基本設計:株式会社 日本設計 実施設計・監理:株式会社 竹中工務店 |
施工 | 株式会社 竹中工務店 |
竣工 | 2017年 |
建設地 | 東京都品川区 |