2025年2月19日
工場の天井照明をLED化
KIKUKAWAは下記内容のニュースリリースを配信しました。
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2025.2.19 Kikukawa News Release (Switching to LED)
自社工場の天井照明をLED化
省エネを推進し脱炭素社会の実現に貢献
建築物の金属製内外装工事などを手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野隆元、以下菊川)は、この度、生産拠点であるキクカワテクノプラザ(千葉県白井市)の工場3棟の天井照明について、LED照明への完全切替を実施しました。2025年2月11日に工事が完了し、翌日より正式に運用開始しています。
天井照明のLED化により省エネを推進し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

■ 照明LED化のメリット
・従来の水銀灯使用時に比べ、工場3棟全体で消費電力約73%削減
・水銀灯より光源寿命が長く、省メンテナンスおよびランニングコスト削減
・球切れや故障時の保守対応ができないリスクを回避(水銀灯は国際条約*1により生産中止)
■ 照明LED化の経緯
1970~90年代に建てられた菊川の工場では、天井照明として水銀灯を使用していました。しかし、水銀灯の新規購入ができなくなったことや、脱炭素やSDGsといった環境に配慮した生産活動が企業に求められていることを受け、今回、工場3棟で合計約300個の天井照明を、省エネ効果の高いLED照明に全て切り替える改修工事を実施しました。なお、今回の照明LED化工事は、「令和6年度千葉県業務用設備等脱炭素化促進事業補助金*2」を活用しています。
■ 工場照明に関するその他の省エネ施策

菊川では以前から、「タスク・アンビエント照明*3」を工場に導入しています。無駄な電力消費を抑えて省エネにつなげるとともに、快適な作業環境を整えることで生産性や品質の向上にも寄与します。天井照明のLED化と合わせ、この取組みも継続していきます。
*1「水銀に関する水俣条約」
2013年に締結。2021年から高圧水銀ランプの製造・輸出入が禁止となった。
*2「令和6年度千葉県業務用設備等脱炭素化促進事業補助金」
千葉県内で事業を行う中小事業者等を対象に、脱炭素化に向けた設備導入費用や省エネ診断費用の一部を補助する制度。菊川は2024年11月20日に本補助金の交付決定を受けた。
*3「タスク・アンビエント照明」
部屋全体を均一に明るくするのではなく、全体の明るさは適度に抑えつつ、作業場所や作業対象に応じて必要な部分だけ明るくする手法。
■ 本件に関するお問い合わせ
菊川工業株式会社 総務部 広報チーム
TEL:047-492-0144
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