真鍮硫化風仕上げ
金属粉を混ぜた特殊な塗装方法を用いて、本物のブロンズのような味わいを表現できます。本サンプルは、アルミキャストに真鍮硫化風の仕上げを行なっています。
サンプルが2種類映っている画像の左側は、本物の真鍮板にHLを施した上に硫化イブシを行ったサンプル。右側は、アルミキャストに真鍮コーティングを施したうえで、HL+硫化イブシで仕上げており、一見しただけでは、違いが分からないものになっています。
基材が異なる2種類のサンプルですが、ご希望の製品形状・サイズによってどの板材で作るのが良いか、弊社にて検討・提案致します。
今回のサンプル作成の経緯は、板で製作するのが困難な3次元的な形状の引合いをいただき、キャストで製作することになったからです。キャストは一般的に厚みが最低でも7㎜以上は必要ですが、アルミの比重はブロンズの約1/3。真鍮硫化風仕上げを用いることで、ブロンズキャストではなくアルミキャストを選定することができ、重量軽減を図ることができました。