ブロンズキューブ
真鍮製のパンチング付凹面キューブをKIKUKAWAの先端加工技術と職人技を駆使して製作。フランスの展示会出展のための150㎜角の立方体サンプルには、様々な高度な技術がつまっています。
3Dモデルリングにて作図された「ブロンズキューブ」は、1.5㎜厚の真鍮平板を加工した集合体。金型不要なインクリメンタルフォーミングでくぼみを作り、真円のパンチングをするため、くぼんだ面に3Dマシニングにてφ10㎜の穴明け加工を施しています。その後、立体形状でも切断可能なレーザー切断装置にて正方形に切り出し、手作業でひずみを矯正。最後に6枚の板をレーザー溶接で一体化し、コーナーを仕上げています。
仕上げは、インクリメタルフォーミングの加工跡である円模様を敢えて残し、生地のまま酸化防止のためクリア塗装を施しました。
※関連リンク
メタルワークNEWS:ブロンズキューブ:テクノロジー×職人技
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