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2019年9月18日

お知らせ

2019年度日本建築学会大会(北陸)にて研究発表

「一般社団法人日本建築学会」が主催する、金沢工業大学・扇が丘キャンパスで9月3日から6日まで開催された『2019年度日本建築学会大会(北陸)』において、KIKUKAWAの設計部社員2名が研究発表を行いました。

発表内容は、KIKUKAWAも所属する「日本金属工事業協同組合」内で共同研究した『金属工事におけるボルト接合部に関する実験』について。この研究と実験は、都市防災を研究する「東京工業大学・吉敷祥一(きしき・しょういち)研究室*」との共同で参画したものです。
金属工事(非構造体)における工事現場における 現場工数コストと 火災リスクの低減などを目指す、非溶接工法=ボルト締結を推進するため、その性能や課題を実験により明らかにし、成果として発表しました。

*吉敷研究室は、都市の防災力を高めるため、鋼構造を中心に鉄筋コンクリート造など幅広い構造形式の個々の建築物を対象として研究する、東京工業大学・未来産業技術研究所の都市防災研究コアです。
東京工業大学・吉敷祥一研究室についてはこちら
http://www.udprc.first.iir.titech.ac.jp/~kishikilab/index.html

発表を担当したKIKUKAWAの2名の設計部社員
発表を担当したKIKUKAWAの2名の設計部社員

初日の3日、「構造Ⅲ」部門の「ボルト・高力ボルト」項にて、3部構成で発表しました。KIKUKAWAの設計部社員2名はそれぞれ、その1とその3の枠を担当。その2は、東京工業大学・修士の黒澤未來(くろさわ・みく)氏が担当しました。
発表後は、各大学の方や構造の専門家から、鋼構造と金属工事の差異に関する質疑が多くありました。

金属工事における非溶接工法の推進は、時代の要請とともに、ますます重要となります。KIKUKAWAは金属工事業の責任ある立場として、これらの研究への参画を今後とも続けてまいります。

日本金属工事業協同組合についてはこちら
http://www.kinzokukyo.or.jp/

一般社団法人日本建築学会についてはこちら
https://www.aij.or.jp/