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2022年3月2日

メタルワークNEWS改修工事

軽くて機能的な金属天井「エキスパンドメタル シーリング」

「普通のボード天井では少し物足りない…」そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが、軽くて機能的な新しい金属天井「エキスパンドメタル シーリング」です。

今回ご紹介するのは、「アオバジャパン・インターナショナルスクール 文京キャンパス」の改修工事。2,3階の教室フロアの廊下の天井を、エキスパンドメタルで製作しました。

▲メッシュ形状に加工した金属建材エキスパンドメタルを天井に施工

採用されたのは、KIKUKAWAの標準建材「KCT01:エキスパンドメタル シーリング」。アルミのエキスパンドメタルにオフホワイト色の粉体塗装を施しています。約900㎜×1700㎜の割付を基準に、合計約260㎡を納めました。軽量なメッシュを用いたエキスパンドメタル天井が、明るく開放感のある空間づくりに貢献しています。

▲オフホワイトの粉体塗装を施したエキスパンドメタル シーリングで、圧迫感を軽減

お客様から特にご要望いただいたのが、
「照明の光量を確保したい」「R形状の壁との取り合いがあるが上手く納めたい」
この2点でした。
それらお客様の課題を、KIKUKAWAの「エキスパンドメタル シーリング」が解決しています。

天井内に空調設備や照明を内包することができる「エキスパンドメタル シーリング」は、配線などを適度に隠しつつ天井高も確保することができる天井材。目の大きさは3種類のラインアップをご用意しており、メッシュピッチの大きさにより見え方も異なります。本プロジェクトでは、光をできるだけ妨げないよう、ラインアップの中で一番大きい目のCTEXC-D32(メッシュピッチ32㎜)が採用となりました。

▲左:エキスパンドメタルを透過する照明の光が陰影を演出。
 右:天窓からの採光を妨げることなく、開放感のある空間に。
▲エキスパンドメタル シーリング【CTEXC-D32】のメッシュピッチのサンプル

もう一つ課題となっていたのが、R形状の壁との取り合い部。通常、四角形のパネルの場合は端部に曲げ加工を施して四周にフレームを取り付けるのが一般的な納まりですが、R形状の壁との取り合い部ではそれができません。そこで、コストの上昇を抑えつつ実現可能な方法を検討。エキスパンドメタルを切りっぱなしとし、ワイヤーを使ってフレームに固定する納まりとしました。標準品でありながら、イージーオーダーという形で役物形状にも対応しています。

▲写真左や右奥のR形状壁面との取り合い部についても、形状や納まり含め丁寧に対応

また、今回は改修工事かつ、注文から納品までおよそ1か月半という短納期のプロジェクトでした。そのため、当社の営業スタッフがお客様との連絡を密に行い、現場での打合せやサンプル製作も複数回にわたって実施。品質と対応力で、完成後にはお客様から高い評価をいただくことができました。

「エキスパンドメタル シーリング」の製品ページでは、仕様やラインアップ、その他の施工事例などをご紹介しています。パンフレットや基準の納まり図のDLも可能です。こちらよりご覧ください。
標準建材KCTシリーズ – KCT01:エキスパンドメタル シーリング

標準サイズでのご購入はもちろんのこと、寸法や形状に応じたイージーオーダーでのご相談も承っております。問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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