2025年12月16日
メタルワークNEWS凹凸テクスチャ改修工事水面パネル輝き・メタル感
水面パネルによる地下鉄駅改修工事【名城公園駅】
今回ご紹介するのは、名古屋市営地下鉄名城線「名城公園」駅の改修工事。近くに国内最大級のアリーナ施設が新設されたこともあり、その玄関口としてリニューアルしました。その中でKIKUKAWAは、水のゆらぎを表現した意匠材「水面(みなも)パネル」の施工を担当しています。

かつて名城公園のあたりには大きな池を中心とする大庭園が広がっていたことから、水をイメージしたデザインということでご採用いただいた「水面パネル」。ステンレス鏡面に凹凸のエンボス加工を施すことで、映り込む映像がゆらいで幻想的な空間を創り出します。

改札口上の天井と、ホーム階と改札階をつなぐ階段の天井、あわせて230㎡にカットパネル形状で納めた水面パネル。数種類のパターンのうち、ゆるやかな凹凸が特徴の「ゆらぎ」が採用されています。

現場実測に合わせてのパネル製作や、足場の設営から取付・撤収までを限られた時間内で完了させる夜間工事など、駅改修ならではの難しさもありましたが、現場の方々のご協力もいただき無事に完成させることができました。

今回は「水面パネル」での駅改修事例をご紹介しました。既存の構造はそのままに、ガラッと印象を変え空間を明るくする装飾建材として、「水面パネル」は改修工事にもおすすめの製品です。
画像提供:名古屋市交通局

