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2020年8月4日

メタルワークNEWS

複雑な意匠を実現する銅めっき

銅、および丹銅や真鍮(黄銅)などの銅合金は、高級感を演出することができる素材の一つとして、商業店舗の什器やインテリア製品などの内装使用での人気が続いています。
しかし、銅は熱が伝わりやすい材料のため、例えば格子形状など、細かい部材や溶接箇所の多いブロンズ製品だと変色・ゆがみが生じてしまい製作が難しいことがあります。

そのような、銅・銅合金では難しい形状の場合、鉄やステンレス材で成形し、銅めっき・真鍮めっきでコーティングする製作方法を採用することがあります。これにより、銅材や真鍮材とほとんど変わらない見た目で、より複雑な形状を実現することが可能となります。

ステンレス材に真鍮めっきを施したサンプル。
右側の部分は、長さ150㎜の支柱に3㎜×6㎜のフラットバーを8㎜ピッチで溶接している。
このような細かい溶接が必要なブロンズ製品の場合、めっきでの製作が適している。

銅よりステンレスのほうが強度も増すため、例えば扉の取っ手に使用される押し棒などにも適用することができます。また、ステンレスの方が材料の種類も豊富なため、選択の幅も広がります。

KIKUKAWAでは協力会社との連携により、通常長さ2500㎜までの銅めっき・真鍮めっきに対応しておりますが、場合によってはそれ以上のサイズでも可能ですので、まずはご相談ください。

左:ステンレス板+銅めっき+HL  右:ステンレス板+真鍮めっき+PHL
見た目ではめっき製品とはわからない

銅めっきや真鍮めっきをおこなった後、銅合金の色調経年変化を人工的に作り出す「硫化イブシ仕上げ」を施すこともできます。銅材や真鍮材の硫化イブシと同様に、濃淡もご希望に合わせて調整が可能です。

上:ステンレス材+真鍮めっき+硫化イブシ 下:真鍮材+硫化イブシ
違いがほとんどわからない仕上がりとなっている。

このように、形状の面で制約があっても、めっきを施すことで意匠を実現できる場合があります。KIKUKAWAでは、長年築き上げてきた体制とノウハウを生かし、めっきを含め、お客様のご要望に合わせた最適なご提案をいたします。お困りのことがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

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