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2020年12月8日

メタルワークNEWS加工技術改修工事

板金曲げ加工でつくる四角錐パネル

KIKUKAWAでは、最新設備と蓄積されたノウハウを融合させ、技術力に磨きをかけています。

今回ご紹介するのは、大阪・心斎橋にある某ショップのファサード改修工事。幕板パネルやサインフレームを製作しました。

中でもKIKUKAWAの技術力を発揮したのが、W2090㎜×H430㎜の立体幕板パネル。板厚3㎜のアルミカットパネルに、黒のフッ素樹脂焼付塗装を施しています。四角錐の立体的なパネルが、カットされた宝石のように光を反射させ、高級感のあるファサードを演出しています。

四角錐形状のアルミ幕板パネルが高級感のあるファサードを演出

通常、このような立体的な形状は板を組み合わせて溶接で製作することが多いですが、今回の幕板パネルは、溶接を使わず1枚板を特殊曲げ加工して四角錐を成型しています。曲げ加工での製作は溶接に比べ、溶接跡のない高品質な製品となり、納期もコストも抑えることが可能。工程的に厳しい中、「四角錐パネルをどうしても実現させたい」というお客様のご要望にお応えすることができました。

ベンディングマシンでパネルを加工する様子。試作を数回行って検討を重ねた。
塗装前の四角錐パネル。
曲げ加工で製作することで、ゆがみのないきれいな稜線を実現。
製品検査の様子。実際の取付の状態を見て念入りに確認。

その他、幅160㎜の幕板パネル額縁や間接照明枠も、同じく黒のフッ素樹脂焼付塗装を施した板厚5㎜のアルミで製作。200㎜ピッチで樹脂鋲を打ち、デザイン性を高めています。

改修工事のため、短納期、かつ現場での臨機応変な対応が求められた本プロジェクト。協力会社とも連携し、スムーズな納品を実現しました。お客様からは、KIKUKAWAの短納期対応力に対し高い評価をいただくとともに、品質についてもご満足いただく結果となっています。

改修工事に求められる柔軟な対応力で、デザインを実現

KIKUKAWAでは、本プロジェクトのような店舗ファサード工事や改修工事のご相談も多く承っております。お客様のご要望に合わせて、より最適な製作方法を検討・ご提案いたします。「こんなデザインを実現したいけど、どうすれば…?」など、金属工事でお困りのことがございましたら、ぜひご相談ください。