2018年12月4日
社員寮「アルビスキクカワ」をリニューアル
KIKUKAWAは下記内容のニュースリリースを配信しました。
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2018.12.04 Kikukawa News Release(ALVIS)
社員寮「アルビスキクカワ」をリニューアル
ベトナム人技能実習生の福利厚生と社員満足度向上を目指す
建築物の金属製内外装工事を手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野嘉彦、以下菊川)は、11月10日に千葉県柏市にある社員寮「アルビスキクカワ」(以下アルビス)のリニューアル工事を完了したことをお知らせします。
これを受けて、11月17日に各地の借り上げ社宅に住んでいたベトナムからの技能実習生(以下、ベトナム実習生)の住まいをアルビスに集約。アルビスに入居する若手・中堅社員と一緒に暮らすことで、不慣れな日本での生活を、孤立することなく充実したものにしていきます。またこれを機に、アルビスと千葉県白井市にある工場キクカワテクノプラザを結ぶ通勤送迎バスを開設し、ベトナム実習生を含む社員の利便を図り、満足度向上を目指します。
■アルビスのリニューアルの背景と目的
総室数33部屋のアルビスは、1992年竣工後しばらくは若手社員で満室でした。その後、時代の変化とともに一般市民にもアパートとして開放するようになりましたが、ここ数年は空室が目立つようになっていました。そのような中、社員満足度向上と今後もベトナム実習生を受け入れていく菊川の方針のもと、築26年のアルビスを寮として再生させることにしました。そこで、外装周りのクリーニング及び再塗装をはじめ外部を中心にリニューアルを行い、イメージを刷新しました。
また今年中には、厚生施設として共用スペース「アルビスサロン」を寮内に開設し、寮長をはじめとした管理体制を組織し、アルビスの福利厚生と維持管理を強化。入寮年齢制限も緩和し、より利用しやすい環境を整えます。
これらの社員寮の充実は、中小企業の採用活動が厳しいおりの人材確保のため、菊川のアピールポイントになるとも考えています。
■菊川工業のベトナムとの関わり
菊川は、2007年にベトナム・ホーチミン市に3D-CADセンターとして、KIKUKAWA CAD CENTER CO., LTD.(以下KCC)を設立。主に、設計図から加工図を起こす業務を中心に、現在日本人1人を含む12人体制で稼働しています。技術の習熟度を上げ平準化をはかるため、定期的に日本で研修する制度も設けています。
このようにベトナムとの関わりが深化するなか、2014年よりベトナム技能実習生を菊川は受け入れています。現在まで5期27人を受け入れ、これまで1人の中途脱落者も出ず、3年間の研修期間を全う、あるいは現時点で在籍しています。現在は17人が実習生として在籍しており、その内1人は「随時板金技能試験」に合格し2年の延長期間に入っています。また1人は、ベトナム帰国後にKCCに改めて就職し、今でも菊川の一員として働いています。また、2019年3月にも6期生6人の受け入れが決定しており、さらに関わりが深くなっています。
■本件に関するお問い合わせ
菊川工業株式会社 広報室Webチーム
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