2018年7月12日
既製金物とオーダー金属の組合せ
オーダー金属を主力としているKIKUKAWAですが、既製金物も取り扱っています。それだけではなく、既製品の加工や仕上げ、納め方に工夫を加え、オーダー金属製品と組み合わせることで、付加価値の高い製品とすることもできます。
今回ご紹介するのは、アルミの既成型スパンドレル壁とアルミ厚板で成形されたショーウィンドウ枠で構成された外装ファサード。既存の改修工事のため、寸法納まりが難しいなか、曲面が多用された枠とスパンドレルがきれいに納まり、洗練されたデザインを実現しています。
総厚23㎜、40㎜ピッチの波型のアルミスパンドレル壁は、アルマイトを均一に仕上げ、取合をきれいに納めることで、価値を高めています。
曲面加工や溶接加工をしたうえに、フッ素樹脂塗装を施した10㎜のアルミ厚板。既成スパンドレル壁との目地は6㎜で納めています。
シビアな納まりであるため、既製品も加工品もKIKUKAWAの金属加工技術により、精度よく製作されています。
既製品に対しても、設計から施工までのKIKUKAWAの技術を加え、さらにオーダーメイド製品と組み合わせて対応できる強みを活かすことで、デザイナーをはじめとした顧客の要望に対応します。