清和銀座ビルの外装ルーバーを施工。角度・サイズの異なるフィンパネルが取り付く。
フィンパネルとR庇が複雑に取り合う。見る角度により表情が変化する。
夕景:照明によってライトアップされ、昼間とはまた違った表情を見せる。
●暖簾をモチーフにしたステンレス外装
中央通りとみゆき通りが交差する銀座五丁目交差点に竣工した「清和銀座ビル」。KIKUKAWAはステンレス外装パネルの施工を担当しました。暖簾をモチーフにした外装デザインをフィン型のルーバーとR形状の庇で表現し、見る角度によって表情が変わる印象的な建物を作り上げています。
●シルキーブラスト&鏡面仕上げのフィンパネル
13階建てビルの5階から上、約460枚におよんだ外装フィンパネル。柔らかい輝きが特長のシルキーブラスト仕上げで、ところどころに空や街並みを映し出す鏡面仕上げのパネルも配置されておりデザインのアクセントとなっています。

シルキーブラスト仕上げについてはこちら
鏡面仕上げについてはこちら
●複雑納まりのパネルを3D-CADでモデリング
躯体面に対して斜めに取り付くフィンパネルは、パネル幅500~1,200㎜、取付角度6~24°とそれぞれ寸法や角度が異なります。さらに各フィン上部では、こちらもサイズが異なる三次元形状のR庇が取り合う複雑仕様。そのため、一つずつ3D-CADでモデリングし形状を確認しながら設計しました。また、フィンの厚みをなるべく薄くしたいというご要望にも対応。構造解析を用いてフレーム形状の検討を重ね、耐風圧性能と美観を両立する納まりをご提案しています。
●試験施工で工数・精度を改善
部品点数が多く、かつ最大4,600㎜と長さのあるフィンパネル。重量物をそれぞれ異なる角度で正確に取り付ける必要があり、組立や施工の効率化が課題となりました。そこで、当社工場敷地内にて大型モックアップの建込を行うとともに、現場関係者立会いのもと揚重~取付まで試験施工を実施。工数削減や精度向上の改善策を納まりに反映することで、課題を克服しています。
●細部まで設計者のこだわりを実現
工場見学を通じてお客様に製作金物の可能性を知っていただくことからスタートした本プロジェクト。豊富な過去実績とともにKIKUKAWAの高品質なブラスト仕上げをご提案し、採用に至りました。細部までこだわったフィン形状や美観を左右する施工精度等、ご要望に応えるべく挑戦を重ね、お客様から高評価をいただいています。

| 品名・施工個所 | 材質 | 仕上げ・加工 |
|---|---|---|
| 外装フィンパネル | ステンレス | シルキーブラスト 鏡面 |
| 庇パネル | ステンレス | 三次元加工 HL |
| 建物名称 | 清和銀座ビル |
|---|---|
| 施主 | 清和綜合建物株式会社 |
| 設計 | 清水建設株式会社 |
| 施工 | 清水建設株式会社 |
| 竣工 | 2025年 |
| 建設地 | 東京都中央区 |

