稲畑産業株式会社東京本社9階フロアに「水面パネル」を施工
楕円形状R壁面+多角サッシと複雑な取り合いの中で納めた吹抜周りの水面パネル
水面パネルを介してフロア内の各エリアに緩やかな繋がりが生まれる
●オフィスの回遊性を高める天井水面パネル
電子材料や化学品などを扱う専門商社、稲畑産業株式会社の東京本社新築工事に参画。KIKUKAWAは、ラウンジやミーティングルームなどがある9階ワールドテラスの内装工事にて天井パネルを施工しました。
新社屋のシンボルとなるテラスは、利用者の回遊性を高める狙いがあったとのことで、内外の境界を曖昧にして空間を緩やかに繋げるマテリアルとして当社の「水面(みなも)パネル」が選ばれました。フロア中央の吹抜を囲むように楕円形で配置され、植栽などとも調和しながらオフィス空間にみずみずしい明るさをもたらしています。
●実物を比較検討し決定した水面パターン
設計者さまから水面パネル使用のご相談をいただきスタートした本プロジェクト。検討の過程ではお施主さまも含めて弊社の工場見学にお越しいただき、展示中の水面パネル1m角サンプルを実際にご覧いただいた上で、凹凸パターン「せせらぎ」のご採用となりました。数量はおよそ150㎡。縦1.2m×横2.7mを基準とするステンレスカットパネルを、ビス留め納まりで可能な最小目地幅12㎜にて納めています。
●複雑な取り合いに対し設計・施工力を発揮
端部がR形状となる楕円形の意匠で、かつ天井設備や外壁・サッシ等との取り合いも非常に多かったため、パネル割付に検討を要しました。取り合い箇所の納まりや切り欠きを丁寧に示した図面を作成するなどして精度を担保しています。また、機能上欠かせない天井点検口も水面パネル仕様で設計しています。
特に、中央の外部吹抜周りは役物形状かつ多角サッシと吹抜壁面に挟まれる形で幅150㎜ほどの狭い範囲に納める必要があり、現場状況に合わせた調整力が求められました。設計・製造・施工のワンストップ体制を活かして迅速かつ臨機応変に対応することで、美しい納まりを実現しています。
●柔軟な対応力が強みのオーダー装飾建材
オフィスの雰囲気を決定付ける重要な役割を担った今回の水面パネル。現場に合わせて割付調整や取付工事を柔軟に行うオーダー対応力にて意匠の実現に寄与し、お客様にご満足いただくことができました。

| 品名・施工個所 | 材質 | 仕上げ・加工 |
|---|---|---|
| 天井水面パネル | ステンレス | 鏡面+エンボス加工 |
| 建物名称 | 稲畑産業株式会社 東京本社 |
|---|---|
| 施主 | 稲畑産業株式会社 |
| 設計 | 株式会社安井建築設計事務所 インテリアデザイン:Fuji Business Co., Ltd × inter office |
| 施工 | 株式会社大林組 |
| 竣工 | 2025年 |
| 建設地 | 東京都中央区 |

