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2020年10月13日

メタルワークNEWS

目隠しと透過性を両立するエキスパンドメタル・ファサード

KIKUKAWAでは、従来のオーダー金属製品のノウハウや実績を集約し、基本的な寸法や仕上、納まりを標準化することで、検討・製作期間やコストを抑えてセミ・オーダー化した金属建材「Kikukawa City Texture(KCT)シリーズ」を展開しています。

KCTシリーズの一つ、「KCT01:エキスパンド・メタル」は、金網の一種であるエキスパンドメタルを、デザインファサードとして提案。刻み幅と呼ばれる網目と網目の間の幅を広くすることで、開放感と適度な遮断性を両立しています。軽やかでシャープなデザイン性と、日差しや視線を遮る機能性を持つ本製品。アルミ製で、メッシュピッチの異なる4種類をラインアップしています。

今回ご紹介するのは、東京都世田谷区・緑豊かな烏山川緑道沿いの住宅地に建てられた、4階建て新築マンション「グランデュオ若林V」。建物北側のファサードに「KCT01:エキスパンド・メタル」が採用されました。

グランデュオ若林V北面外観:アルミ製エキスパンドメタルが覆うファサード

建材としてエキスパンドメタルを探されていたお客様からご相談をいただいた本プロジェクト。現物をご覧になりたいとのことで、外装にエキスパンドメタルを使用したKIKUKAWAの東京オフィスをご訪問いただき、受注につながりました。
採用されたのは、板厚3㎜のアルミを使用した、メッシュピッチ76㎜、刻み幅17㎜のエキスパンドメタル(品番:CTKEX-D76)。アルマイトシルバー(陽極酸化皮膜)に艶消しクリア塗装を施しています。幅760㎜×高さ1440㎜を基本サイズとし、約80枚のエキスパンドメタルを使用。D型と呼ばれるひし形の開口が横長となる「縦使い(V)」で取り付けています。

北面ファサードを見上げた様子:アルマイトシルバー艶消しで仕上げたエキスパンドメタル

ファサード上部は、建物の形状に合わせてエキスパンドメタルを斜めにカットして製作。躯体に合わせた納まりを検討し提供しています。セミ・オーダーのため、規格品でコストを抑えつつ、各現場の状況に応じて納まりを調整することが可能です。

躯体の形状に合わせてエキスパンドメタルを斜めに取り付けた箇所
エキスパンドメタル接写:工場での組み立ての様子

目の前の道路との間にエキスパンドメタルのファサードが一枚あることで目隠しの役割を果たし、プライベート空間の保持に貢献。それと同時に、向こう側の風景がエキスパンドメタルを通して適度に見えることで、圧迫感を軽減しています。このように、目隠しと透過性を両立するエキスパンドメタルの特性が生かされたプロジェクトとなりました。また、素材の持つ凹凸が角度や時間帯により様々な表情を見せ、奥行きを感じさせるデザインとなっています。

グランデュオ若林V夕景:エキスパンドメタルが暮らしの明かりを透過させ、やわらかい表情を見せる

「KCT01:エキスパンド・メタル」の基本販売形態は、標準サイズ化したパネルと、独自のファスニングシステムにより施工性を向上させた取付ファスナーをセットにした材料売りです。今回のような建物のファサード一面のみなど、少量から全国各地どの物件にもご対応いたします。また、標準以外のサイズでも特注にてご対応いたしますので、ご相談ください。

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外装にエキスパンドメタルを使用した、KIKUKAWAグループ東京オフィスについてはこちら