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2023年9月20日

メタルワークNEWS凹凸テクスチャ家具・インテリア

水面(みなも)+黒カラークリアのサインパネル

波紋の広がりやゆらぎを表現した凹凸エンボス加工のステンレス建材「水面パネル」。基本は鏡面仕上げの製品ですが、カラークリア塗装のアレンジを加えることで、表現の幅がさらに広がります。

黒カラークリアの水面サインパネル
水面パネル+カラークリア(ブラック)のサインパネル

今回ご紹介するのは、商業空間の企画・設計・施工を手掛ける白水社のオフィス移転プロジェクト。1Fエントランスに設置されたサインパネルを製作しました。

サインパネルは直径約3.5m、厚み20cmの大きな円盤型。デザインコンセプトである「泉」から着想を得た「水鏡(鏡のように水面にものが映って見えること)」を表現するのに、当社の水面パネルをご採用いただきました。

黒カラークリアの水面サインパネル
床と天井の間で浮いているような、インパクトのある円盤型のパネル

材質は1㎜厚のステンレス鏡面材を使用。表側は1000・1200・1300㎜の幅で3分割し、異なるテクスチャのパネルで構成しています。向かって左と真ん中はそれぞれ「せせらぎ」・「さざなみ」という凹凸感の異なる2種類の水面パネル、右はフラットな鏡面パネルにレーザーカットで会社ロゴを切り抜いています。鏡面の光沢感を生かすブラックのカラークリア塗装を施し、オフィス全体の内装デザインにも合うシックな雰囲気を演出しています。

黒カラークリアの水面サインパネル
レーザーカットでロゴを切り抜き、内部からライティング
黒カラークリアの水面サインパネル
左後方から見た様子。円盤型の木下地にステンレスの切板パネルをかぶせた構造
黒カラークリアの水面サインパネル
右後方より。コンクリート壁や黒基調の什器とも調和している

お客様からは、「空間創造を行う会社として、本社オフィスの顔となる部分で妥協はできない上で、水鏡の表現はKIKUKAWAでなければ実現できなかった。」と高評価をいただくことができました。

このように金属建材は、設計者やデザイナーの方がこだわって考えたその建物や空間ならではの意匠を、様々な加工と仕上げのバリエーションで形にします。エントランスまわりやサインパネルなど、特に来客の注目を集めるような箇所には、KIKUKAWAのオーダーメイド装飾建材を検討してみてはいかがでしょうか。

水面パネルについて、詳しくはこちら