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2022年1月19日

メタルワークNEWS凹凸テクスチャ家具・インテリア輝き・メタル感

家具・インテリアのアクセントとなる水面パネル

ステンレス鏡面材に凹凸を施し、水面がゆらいでいるような意匠を表現した「水面(みなも)パネル」。これまで、商業施設などの天井や壁面に多く採用され、印象的な空間づくりに貢献してきた製品です。
今回は、家具・インテリアへの水面パネル採用事例をご紹介します。

ベンチの座面に採用された水面パネル

こちらは、大学でプロダクトデザインを専攻する学生さんが、卒業制作として作ったベンチです。座面にKIKUKAWAの水面パネル「せせらぎ」が採用されました。鏡面に映り込む映像のゆらぎや光の反射が、洗練された印象を与えています。

作品名は「tenpoint」。作品の持つ緊張感や冷たさからイメージされる冷たい水の温度10度と、ベンチ側面の角度がおよそ10度であることから。

大きなベンチは幅250㎜×長さ2000㎜、小さなベンチはその半分の長さで2つ製作。厚さ1㎜のステンレス水面パネルの裏側にスタッドをうち、土台部分に固定しています。ベンチの側面は、水のイメージに合う白のポリエステル樹脂化粧合板で構成しているとのことです。

光の反射やゆがみで楽しめるような空間をつくること、触ったり座ったりといった体験を提供することがこの作品のコンセプト。「水面のようなイメージを金属で表現できないか」とインターネットで調べていたところ、当社のHPを見つけて相談をくれたとのことでした。

「水面パネルの鏡面の凹凸が作り出す独特の光の反射が気に入りました」と学生さん。水面パネルから反射した光が壁面に映し出されている。
屋外で撮影。鏡面に映り込む映像が変わることでその表情も変化する。

実はこちらの学生さん、当社との打合せを重ねる中で、当社のものづくりや金属が作り出す様々な表情にも興味を惹かれたとのこと。ご縁があり、この春から新入社員としてKIKUKAWAで働いてくれることになりました。「学生時代にやってきたこととはまた違った、1人ではできない大規模なものづくりに、周りの人と協力しながら挑戦してみたいです。」と意気込みを語っています。

KIKUKAWAの水面パネルは、凹凸の程度が異なる「おだやか」「ゆらぎ」「さざなみ」「せせらぎ」の4パターンを標準でラインアップしています。お客様のイメージに合わせてご提案可能ですので、ぜひ内装やインテリアにご検討ください。

「水面パネル」について、詳しくはこちら
オリジナル金属建材 – 水面(みなも)パネル