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2021年3月23日

メタルワークNEWSユニークデザイン家具・インテリア輝き・メタル感

外装に内装にメタルを使用したサテライト・オフィス

近年、新しい働き方や多様な働き方が話題となっており、それにともなって、オフィスの内外装の改修のニーズも高まっています。KIKUKAWAでは、大小さまざまな規模のオフィスビルの改修工事を承ります。

今回ご紹介するのは、昨年10月にリニューアルしたKIKUKAWAの東京オフィス。元々駐車場だった1階部分に、サテライト・オフィスを増設しました。
オーダーメイドの製品をつくるKIKUKAWAにとって欠かせない、創造性やコミュニケーションを活発化させるオフィス環境をコンセプトとしており、KIKUKAWA製の金属建材を多数取り入れています。

サテライト・オフィスを1階部分に増築

全面ガラス張りとし、道路に面した2面にはステンレスの外装をかぶせたサテライト・オフィス。既存の2・3階部分との一体感も意識した、曲面をメタルで表現した個性的なデザインとなっています。
外装パネルは、BA仕上げ・板厚1㎜のステンレスに、直径2㎜のパンチングを4㎜ピッチで施した曲げパネル16枚で構成。いくつかのパンチングパネルにウェーブ状の曲げを加えることで、カーテンのように波打つ形状の外装をステンレス建材で実現しました。
このパンチングパネルは、日中は日差しを遮る環境建材としても機能。室内外の明暗差によって、外部からはブラインドとなりますが、室内からは外の景色を遮らず、開放的な空間を保持してくれます。

ランダムな曲げを加えることでカーテンのようなウェーブ形状に。
ステンレスのメタリックな質感が洗練された雰囲気を演出
サテライト・オフィス室内の様子:ガラスの上にパンチングパネルの外装がかぶせてあるが、外の景色がよく見える

こちらのステンレスパネルを元に、パンチングピッチやウェーブ形状をパターン化することでコストを抑えた標準建材を開発。「パンチングウェーブ」として販売しています。

「パンチングウェーブ」について、詳しくはこちら

サテライト・オフィスの内装や家具の一部にも、KIKUKAWAの金属建材が使われています。
天井には、温度ムラの少ない輻射冷暖房システムを採用。金属パネルの部分が黒のデザインを初めて導入し、スタイリッシュでかつ人にやさしい空間を提供しています。

オフィス内には、自由な働き方やコミュニケーションの促進のため、立った状態でもデスクワークや打合せができる高めのテーブルを設置。板厚2.3㎜のスチールで製作したテーブルの脚には、近年人気が高まっている「溶融亜鉛めっき+りん酸亜鉛処理」仕上げを施しました。自然な風合いの黒の濃淡が、シンプルなオフィスの中でアクセントとなっています。

黒の輻射冷暖房システムを取り付けた天井
りん酸亜鉛処理を施した、スチール製のテーブルの脚を製作

今回ご紹介したようなデザインと機能性を両立する金属建材で、より良い空間づくりをお手伝いします。既存躯体との取り合いなどの改修工事特有の課題にも、これまでの経験やノウハウを生かして柔軟に対応いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

また、KIKUKAWAの東京オフィスは、「メタルワーク・ミュージアム」として、ショールーム機能の役割も果たしています。今回ご紹介したサテライト・オフィス以外にも、エキスパンドメタルの外装や細目地のステンレスパネルといった、KIKUKAWAの金属建材を実際にご覧いただくことができます。見学をご希望の方はお問い合わせフォームよりお申込みください。
お問い合わせはこちら

サテライト・オフィスのオープニングセレモニーについて、詳しくはこちら
ニュースリリース – 新しい働き方を推進する「Satellite Office」開設