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2019年5月14日

メタルワークNEWS改修工事

エキスパンドメタル・ファサード

KIKUKAWAはデザインファサードとして「エキスパンドメタル」を提案しています。
「エキスパンドメタル」は、刻み幅と呼称する網目と網目の間を広くすることで、開放感と適度な遮断性を両立。軽やかでシャープなデザイン性と日差しや視線を遮る性能を有しています。また、起伏のある立体感は、角度や時間帯により表情が異なり、奥行きを感じさせます。

これらの内『KCT01:エキスパンドメタル』として、アルミ製のエキスパンドメタルのパターン、標準寸法、取付工法を規格化し、4種類をラインアップ。従来のオーダー製品製作のノウハウや実績を集約し、機能性や意匠性・施工性を確保し標準化することで、検討時間、製作期間やコストを抑えたセミ・オーダー化した製品として販売しています。

今回は『KCT01:エキスパンドメタル』を採用した、広島県と福島県の施工事例2件を紹介します。

エキスパンドメタルをファサードに採用した広島の美容院

エキスパンドメタルをファサードに採用した広島の美容院

1件目は広島県の美容院のファサード改修工事。採用されたエキスパンドメタルは、メッシュピッチが203㎜、刻み幅が30㎜(品番:CTKEX-D203)で、白色の塗装を施しています。計54枚のパネルは基本幅985㎜、D型の開口が縦長となる横使い(H)で取り付けています。

エキスパンドメタルはファサードの改修にも適している。

エキスパンドメタルはファサードの改修にも適している。

立体感のある開口の大きなエキスパンドメタル。ファスニングシステムも簡潔に設計されている。

立体感のある開口の大きなエキスパンドメタル。ファスニングシステムも簡潔に設計されている。

KCT01は、施工性を大幅に向上させたファスニングシステムを開発したことにより、営業を継続しながらの改修工事にも適したものとなっています。

エキスパンドメタルを目隠しスクリーンとして採用した福島の電子工場

エキスパンドメタルを目隠しスクリーンとして採用した福島の電子工場

エキスパンドメタルをピッチで取り付けたデザインとなっている。

エキスパンドメタルをピッチで取り付けたデザインとなっている。

2件目は福島県の電子工場新棟の新築工事。採用されたエキスパンドメタルは、メッシュピッチが99㎜、刻み幅が22㎜(品番:CTKEX-D99)で、こちらも白色の塗装を施しています。計49枚のエキスパンドメタルは基準W990㎜×H3000㎜、D型の開口が横長となる縦使い(V)で、幅の倍数の1830㎜ピッチで取り付けています。

回廊側からみたエキスパンドメタル・スクリーン。目隠しと透過性を両立している。

回廊側からみたエキスパンドメタル・スクリーン。目隠しと透過性を両立している。

『KCT01:エキスパンドメタル』の詳細は下記をご参照ください
https://www.citytexture.com/kenzai-pro/expanded-metal/

KCT01の基本販売形態は、パネルに取付ファスナーをセットした材料売り。今回のように少量から全国各地どの物件にでも対応することができます。
セミオーダー品以外でも、刻み幅にパンチングを施した『ラタン』をラインアップするなど、意匠建材としてエキスパンドメタルを利用する技術がKIKUKAWAには数多くあります。
エキスパンドメタル採用をご検討の際には、ぜひ一度ご相談ください。

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