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2019年8月27日

ニュースリリース

リトアニア・プロジェクトにステンレス大型鏡面パネルを納品

KIKUKAWAは下記内容のニュースレターを配信しました。

PDF版はこちら
2019.8.27 Kikukawa News Letter(Lithuania-mirror-panel-operation)

製作の様子はこちら
https://www.kikukawa.com/topics_large-mirror-panel/

海外プロジェクト事業についてはこちら
https://www.kikukawa.com/business/overseas/


リトアニア・プロジェクトにステンレス大型鏡面パネルを納品

当社の品質を担保するため現地にて施工アドバイスも実施


建築物の金属製内外装工事を手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野嘉彦、以下菊川)は、バルト三国の南に位置するリトアニア共和国の首都ヴィリニュス旧市街のプロジェクト「Boksto 6(呼称:ボクスト シックス)」に、大型鏡面パネル450㎡を昨年の11月と今年の7月の2回に渡り納めたことをお知らせします。

リトアニアでは他に施工例がないと思われるステンレス大型鏡面パネルを細目地*で精度良く納めるため、契約に基づき、菊川の取付職人とプロジェクト担当者の計2名を施工アドバイザーとして、納品時に現地に派遣しました。このことにより、施工精度も菊川の品質基準に則った製品を納めています。このリトアニアでの取組は、日本の金属工事業の会社として菊川が初めてとなるものです。

「Boksto 6」は、2015年にロンドンの設計事務所からの相談を受け、スペックしたのが始まりです。一面をシームレスな鏡面パネルでデザインしたいという要望を、他社では対応が難しい大型パネルで提案。菊川の鏡面パネル技術と大型パネルの実績を評価していただき実現したプロジェクトです。

<Boksto 6:レストラン屋根のスレンレス鏡面パネル>

<Boksto 6:レストラン屋根のステンレス鏡面パネル>
上:屋根パネル施工の様子 下:施工後の屋根先端部

*目地:パネルとパネルとの間の隙間。通常は化粧面からビスなどでパネルを取り付けるため10~15㎜前後の目地幅を設ける。近年の化粧材はシームレスが好まれる傾向があり、パネルはより大きく目地はより細くすることが求められる。本プロジェクトでは、屋根で8㎜、外壁で6㎜の目地で納めています。

Boksto 6概要

場所:リトアニア、ヴィリニュス
竣工予定:2020年5月
施主:UAB OGVY(リトアニア)
設計:Studio Seilern Architects/Christina Seilern(ロンドン)
施工:Panevezio Statybos Trestas UAB(リトアニア)

「Boksto 6」は、リトアニアの首都ヴィリニュスの中心部にある旧市街で開発する、13,265㎡の複合施設。劇場、ジャズバー、レストラン、スパ、住宅およびオフィスなどの施設を含む6つの建物と広い中庭や庭園で構成されます。その旧市街は、1994年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、「Boksto 6」はヴィリニュス歴史地区の中心部の最も古い通りの1つを見下ろす位置にあります。

バロック様式とゴシック様式の建物を復元し歴史的要素を保存するコンセプトのもと、菊川が納めた鏡面パネルが歴史的景観を映し古い街並みの景色を増大することで、新旧の融合を目指しています。

< Boksto 6:リフト外壁のステンレス大型鏡面パネル>

< Boksto 6:リフト外壁のステンレス大型鏡面パネル>
左:取付の様子 右:菊川工場にての映り込み検査の様子

■担当者のコメント

「Boksto 6」は、2015年に入社した私が海外プロジェクト部門に配属後に初めて担当を任された案件です。当社としても初めてであるリトアニアのプロジェクトということで不安もありましたが、無事に納品までこぎつけることができホッとしています。英語力を活かす営業担当者としてだけでなく、設計から施工までの一連の管理を経験し、今後の業務にも自信をつけることができました。

菊川工業 プロジェクト統括二部 勝谷亜依

<現地施工会社及び取付職人と当社社員(中央)の記念写真>

<現地施工会社及び取付職人と当社社員(中央)の記念写真>

■本件に関するお問い合わせ

菊川工業株式会社 広報室Webチーム
TEL:047-492-0144
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