Alumiére(アルミエール)

Alumiére(アルミエール)は、光輝アルミ合金に光沢やテクスチャを加えた仕上げ。軽量なアルミの素材感を生かし、光沢や輝きを引き出して空間に様々な表情をつくり出します。

内外装の設計において、ステンレスのような金属光沢をアルミでも再現できないか、という要望は多くありました。そこでKIKUKAWAは、光輝合金パネルの製作実績を生かし、アルミエールを開発しました。
光沢、皮膜の種類、テクスチャーを自由に組み合わせることで、使用箇所や予算に合わせた様々な提案が可能です。例えばエントランスの壁など多くの映り込みや強い光沢を得たい場所に、ハイブライトの光沢を施し、廊下など落ち着いた場所には、ブライトの光沢を採用するなどの使い分けができます。

Alumiére®(アルミエール)の特長

  • 従来はステンレス等で表現していた金属の光沢感を、約1/3の重さのアルミで実現
  • 光沢感とテクスチャーのバリエーションから、自由に選んで組み合わせることが可能
  • 光輝アルミ合金は、周りの風景を柔らかく映しこむ
  • KIKUKAWA独自のノウハウと技術力を駆使した、槌目やシルキーブラストなどのオリジナルテクスチャとの組み合わせが可能
  • 内外装建材の仕上げとして、特に、多様化するインテリア等でオリジナルな表現に対応

Alumiére®(アルミエール)の概要

➣マテリアル名:Alumiére®(アルミエール) ※商標登録済み

➣板厚、対応サイズ(槌目は要相談)
● 板厚2.0㎜曲げパネル:最大W1150㎜×H4000㎜
● 板厚3.0㎜カットパネル:最大W1200㎜×H4000㎜
※上記を超える場合はご相談ください。

➣仕上げパターン
● 光沢:ハイブライト / ブライト
● 被膜:シルバーアルマイト / 二次電解 / 染色アルマイト / 複合皮膜など
● テクスチャー:槌目 / PHL(バイブレーション) / シルキーブラスト / スクラッチ クロス HL /ウェーブHLなど

➣ラインアップ:下図 (屋外にて撮影。太陽光が映り込んでいる。)

Le-01 ハイブライトシルバ―
Le-02 ブライトシルバ―
Le-03 シルバー(比較用アルマイト)
Le-04 ハイブライト槌目
Le-05 ハイブライトPHL
(バイブレーション)
Le-06 ハイブライトシルキーブラスト
Le-A01 シャンパンゴールド
Le-A02 ライトゴールド
Le-A03 ヴィヴィッドゴールド
Le-A04 フェザーバイブレーション
Le-A05 スクラッチ クロス HL
Le-A06 ウェーブ HL

※画像はあくまでも参考として、現物サンプルのご確認をお願いします。

クリア塗装を施し複合皮膜にすることで、外部でもご使用いただけます。(Le-A02 ライトゴールドを除く)

ハイブライトシルバー+複合皮膜
青い空や周囲の白い建物が映り込んでいる

Alumiére®(アルミエール):カットサンプル動画(Youtube)

WEB STUDIO K+:Alumiére(アルミエール)はこちら

光輝アルミ合金パネル 施工事例

オフィスエントランス 造作天井
ハイブライト槌目 吊り天井

アルミエール「ハイブライトシルバー 槌目」仕上げの造作天井をオフィスのエントランスラウンジに施工。天井に適用しやすい軽量なアルミ材で、光沢感や凹凸テクスチャを表現しました。ぼかしたような淡く柔らかい映り込みがご採用の決め手となりました。

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すみだ北斎美術館

「周りの風景が淡く柔らかく映り込む」という妹島和世建築設計事務所の設計コンセプトを実現。 最大W1400×H5600にもなるパネルの光輝合金発色に決定するまでには、材料や表面処理のサンプルで何度も検討を積み重ねました。

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大阪芸術大学アートサイエンス学科棟

施工箇所により、光輝アルミ合金と純アルミを使い分けています。短納期の中、多様なサンプルとコスト比較を同時に提示することで、早期に仕様が決定しました。天井のゆるやかな曲線に沿って1枚ずつ高さ寸法を変えることで、解放感のある内装に寄与しています。

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