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2020年5月8日

メタルワークNEWS メディア掲載

虹に向かって飛び立つ「青い翼」と、虹色に染まった「虹の翼」のモニュメント

難易度の高い移設や改修モニュメント工事にも、KIKUKAWAはオーダー金属工事で培ってきたノウハウや技術力に加えて、関係各社とのコミュニケーションを丁寧に行うことで、プロジェクトの実現に寄与します。

今回ご紹介するのは、羽田空港から玉川学園に移設された2体のステンレス製のモニュメント、『虹にむかって』(通称:「青い翼」)と『虹にそまって』(通称「虹の翼」)です。アーチストは坂上直哉氏、プロデュースは「アートアソシエイツ八咫」です。

羽田空港第1旅客ターミナル・到着ロビーでは、今まさに虹に向かって飛び立とうとしている「青い翼」(出会いの広場・南)と、虹に染まって降り立った「虹の翼」(同・北)が、25年間(1993〜2018)乗降客を見守ってきたのですが、この度のターミナル改装に伴い、坂上氏の母校である玉川学園に移設されました。

玉川学園では、音楽の拠点・コンサートホールの床に「青い翼」を、グローバル人材育成拠点として新しく建設されるSTREAM Hall 2019の吹き抜けに「虹の翼」を、というご要望でした。

2体のモニュメントは、坂上氏独特の使い方の表面処理ステンレス、高度に研磨されたクリスタルプリズム6本、分光する回折格子11枚から出来ており、2度と再現できない技術も含まれていました。 本工事は失敗が許されない難易度の高い工事と予想される中、過去のプロジェクトを通じてKIKUKAWAの技術力や対応力を評価・信頼していただいたことが、今回のプロジェクトにお声がけいただくきっかけになり、羽田空港に於ける解体からお引き受けしました。

虹に向かって飛び立つかのように設置されている「青い翼」
虹に向かって飛び立つかのように設置されている「青い翼」

「青の翼」は、羽田空港の時と同じく、翼全体を一点で支える床に設置しました。胴体部分にあるプリズムや回折格子からは自然光や夜間照明による虹の出現が期待されたため、25年前の正確な図面が残されていない中、実測と計算で丁寧な位置出しを行いました。

天空からの光を受けて、建物吹き抜けに舞う「虹の翼」
天空からの光を受けて、建物吹き抜けに舞う「虹の翼」

「虹の翼」は、新しい建物の吹き抜けに舞うように取り付けるため、床設置時の足元ベースを切断。 空中でのバランスをとる必要から、足場の作り方にも工夫をして、土台にモニュメントを置き、安定させてから位置出しを行い、長さ4,170mm〜8,025mmの6本のステンレス・ワイヤーを調整することで実現しています。

モニュメントの微細な角度調整も現場で丁寧に行っています
モニュメントの微細な角度調整も現場で丁寧に行っています

このように、KIKUKAWAは改修工事ならではの限られた条件の中で、情報を駆使し、関係会社と密に連携をとることで、特異性の高い工事にも対応することが出来ます。

KIKUKAWAが参画したアーチスト坂上直哉氏の他施工事例をご覧になるには、こちら
中京大学 名古屋キャンパス新1号館「翼竜の卵」モニュメント

KIKUKAWAの改修工事事業については、こちら

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※上記メタルワークNEWSについて、 2020年5月1日、 毎月1日・11日・21日に発行している各種建材などを報道する専門紙 「サッシタイムス」にて掲載されました。
「 サッシタイムス 」についてはこちら
http://www.sashtimes.co.jp/