METAL ARCHITECT KIKUKAWA

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プロダクト施工事例

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EQ House

それぞれパターンの異なるデザインパンチングパネルで覆われる「EQ House」

ガラスを挟んだデザインパンチングパネルから日照パターンを計算された陽光がさしこんでいる

内装もデザインパンチングパネルで構成され未来感を醸成している

建物用途
材質
金属加工技術

●最先端のデザインと技術の要求に対応

六本木にある東京ミッドタウンのはす向かい、Mercedes me Tokyo(メルセデス ミー 東京)に隣接する「EQ House(イーキュー ハウス)」のアルミパネル工事に、KIKUKAWAは携わりました。
「EQ House」はメルセデス・ベンツ日本と竹中工務店がコラボレーションし、未来のモビリティとリビングの形を具現化した期間限定の体験施設です。
この施設は竹中工務店による設計施工で、その最先端のデザインと技術の要求に対応できる金属建材メーカーとして施工に参画することになりました。

●3Dデータにて最先端の設計対応

「EQ House」の屋根、外壁、内壁、天井は1200枚にも及ぶデザインパネルからつくられ、見切等を含めるとその数は1400枚を超えます。これらのデザインパネルは、1年365日の日照パターン全てをシミュレーションした結果により、最適な形状と配置が決定されています。そのため、9割以上のパネル形状及びパターンが異なっています。これらの課題も含めて本プロジェクトは、デジタル情報を活用した最先端の設計・生産技術が採用されています。
そのような中、金属工事業では余り浸透していない3D-CADやBIMを扱うことのできるKIKUKAWAにお声がかかりました。基本的に設計情報のコミュニケーションや作図・承認申請などは、3D-CADソフト「Rhinoceros」データで対応。最先端の設計にてプロジェクトを推進する方針の一端を担うことができました。

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●短納期プロジェクトへの対応力

「EQ House」は、通常では数年かかる施工期間を半年で完成させる計画となっていて、KIKUKAWAとしても短納期での製作施工となることが決定していました。
そのため、初期の営業段階から詳細を作り込み、受注から設計~製作~施工までをワンストップで対応する強みを生かし、組織の枠を超えて取り組みました。
上述の3D-CADによる設計対応や製作図の作り込みにより、作図時間の短縮、機械加工データへの転用、社内の相互理解による製作や合番管理をスムーズに行うことで、短納期を可能としました。

●製作施工精度の限界に挑んだディテール

外観パネルは、アルミ板3.0㎜にランダムな三角形や台形の開口をレーザー切断機で切り抜いたデザインパンチングのカットパネル。基本サイズは、壁パネル850㎜角、天井パネル1200㎜角で、全面を白色のウレタン樹脂焼付塗装を施しています。
パネル裏にガラスをセットする仕様のため、貼厚65㎜という限られた条件のなかに、下地金物、ガラス枠、ガラス押縁、パネルフレーム、化粧パネルを一体的に納める必要がありました。そのため、そのディテールは製作施工精度の限界に挑んだものを考案しています。

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●次世代のモノづくりを経験

未来のモビリティとリビングの形を具現化する「EQ House」は、建築についても次世代のモノづくりを目指して、実験的な取り組みも実施したプロジェクトです。
3D-CADやBIM以外にも、パワーアシストスーツやヘッドマウントディスプレイを用いたMR施工アシストなどの取り組みを体験させていただきました。KIKUKAWAとしましては、今後に向けて大変勉強になる事例となっています。

※竹中工務店様が製作したMovieにKIKUKAWAが登場しています。
(DIGITAL DESIGN BUILDの紹介の内、5:30ごろから当社の工場や現場での職人が登場します)
https://www.takenaka.co.jp/eq_house/index.html

品名・施工個所 材質 仕上げ・加工
デザインカットパネル アルミ(3.0㎜) デザインパンチング
ウレタン樹脂焼付塗装(両面)
建物名称EQ House
設計株式会社 竹中工務店
施工株式会社 竹中工務店
竣工2019年
建設地東京都港区