淡く輝く光輝合金発色パネルで外壁をリニューアル
光輝合金発色パネルによる改修で周辺との差別化がはかられている
夜間の様子:パネル割付にリンクした照明演出が特徴的
●光輝合金発色の外装アルミパネルでリニューアル
東京新宿区、明治通り沿いの「ルーシッドスクエア新宿イースト」の外装改修工事にKIKUKAWAは参画しました。「ルーシッドスクエア新宿イースト」は、1990年に竣工した「新宿TXビル」を大規模リノベーションすることで新たに2021年3月に生まれ変わったオフィスビルです。
本プロジェクトは、お客様から外装パネルに採用するアルミ仕上げについてのご相談を受けることでスタートしました。そのイメージは、KIKUKAWAが納めた「すみだ北斎美術館」の光輝合金発色の外装パネル。周りの風景を柔らかに映したいとのご要望に沿った形で、リニューアルしています。
●光輝合金発色の曲げパネルを高品質で
620㎡の正面ファサードパネルは、3種類のパネル幅をランダムに配置(W995㎜・W395㎜・W195㎜)。高さは1700㎜前後と、比較的小割りの割付となっています。カットパネルであった「すみだ北斎美術館」とは異なり、本プロジェクトはアルミ3㎜の曲げパネル。淡く輝く光輝合金発色パネルの特徴を損なわないように、板曲げ部分の白化を防ぐ対策を講じ、溶接部も含め、仕上げ後の見え方にも細心の注意を払いました。
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●KIKUKAWAの改修工事
30年以上前に竣工したビルの改修工事のため、お客様と手探りで納まりを検討。既存下地を再利用し新規の下地を減らす工夫など、パネル割付の複雑化も吸収した作図を行いました。
施工中は不測の事態にも柔軟に対応できるように体制を整え、追加下地やパネル再製作などにも問題なく対処。工期に影響を与えることなく納めています。
●光輝合金発色パネルの外装改修事例で評価をいただく
光輝合金発色についての品質や輝度など、実際に「すみだ北斎美術館」をお客様と現地確認するなどで相互に認識を共有。それを踏まえた品質管理を徹底することで、「ルーシッドスクエア新宿イースト」では、高評価をいただくことができました、
外装を金属パネルでリニューアルするニーズは今後も増加すると考えています。お客様からの様々な要望や組み合わせに対応できるよう、これからもKIKUKAWAは取り組んでまいります。
品名・施工個所 | 材質 | 仕上げ・加工 |
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2-8F 外装パネル |
光輝アルミ合金 (A5110AP) |
光輝合金発色 (電解研磨+ シルバーアルマイト) |
建物名称 | ルーシッドスクエア新宿イースト |
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施主 | PAGインベストメント・マネジメント 株式会社 |
設計 | 株式会社 ベネフィットライン |
施工 | 株式会社 ベネフィットライン |
竣工 | 2021年 |
建設地 | 東京都新宿区 |