●オフィスビル外観デザインを支えるステンレス丸柱

金融機関「横浜幸銀信用組合」の福岡本部ビル建て替え工事に参画。「強さと品格を併せ持つ外観デザイン（横浜幸銀HPより）」を実現するため、KIKUKAWAが長尺丸柱パネルを製作しました。

1階エントランス内外に5本、4階テラスに6本あるステンレス製丸柱は、1階から上階まで柱が連続して見える意匠。建物を支えるようにまっすぐ立ち並び、信頼と高級感を演出しています。なめらかな光沢のシルキーブラスト仕上げで、昼間は太陽光、夜は街灯の光を受けて上品な輝きを放ちます。

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●長尺×細目地の丸柱パネルに挑戦

本プロジェクトの最大のポイントは、直径約1,100㎜×高さ約7,100㎜の1階丸柱を、横目地無しの長尺パネルで製作したこと。なおかつ、1周を4分割した際の縦目地は3㎜幅と、あまり例のない長尺×細目地の丸柱パネルに挑戦しています。
7ｍ超の長尺曲げは、KIKUKAWAの保有する業界最大級の8mベンダーにて対応。細目地を実現するにあたっては、特注金具を用いた引っ掛け納まりを採用しました。工場でモックアップによる事前検証をしたり、搬入や取付に専用の治具を考案したりといった工夫で、大型製品を高い精度で納めています。

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●オーダー装飾建材でお客様の想いに応える

長尺×細目地の丸柱パネルを実現した本プロジェクト。お客様からも、「当初は長さを分割する案もあったが、完成したものを見るとやはり分割せずにできて良かった」とのご感想をいただいています。長尺曲げ加工が可能な機械設備とそれを最大限活用するノウハウ、さらに高い精度で納める職人技が合わさり、お客様の設計イメージを形にすることができました。