大きい十円硬貨オブジェ
KIKUKAWAが保有する3Dデータ対応の切削加工機にて、半径300㎜の十円硬貨オブジェを製作。曲線や細かい模様もデータ制御にて、再現性高く表現しています。材質は純銅、ブロンズの生地を活かした研磨を施しました。
発行年は当社の創業年である「昭和八年」、日本国の代わりに「菊川工業」とするなど遊び心を加えつつ、平等院鳳凰堂を始めとしたディテールを忠実にミーリング加工にて再現しています。
発行年の新しい硬貨と同じ赤胴のメタル感を演出するため、凸部にはPHL(バイブレーション)研磨を施し、凹部はブロンズの生地を活かしたまま、クリア塗装にて硫化を抑えています。
*こちらは2021年7月の「STUDIO K+」のリニューアルを記念して製作した、KIKUKAWAの金属加工技術を駆使した企画展示品の1つです。
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メタルワークNEWS:3Dマシニング加工法