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2019年4月25日

お知らせ

難燃性Mg合金/Al合金の異材摩擦攪拌接合について溶接学会にて研究報告

一般社団法人溶接学会が主催する『平成31年度春季全国大会』が、学術総合センター「一橋大学一橋講堂」において、2019年4月17日から19日までの3日間の日程で開催されました。その内2日目の4月18日にKIKUKAWAの社員が、「難燃性Mg合金/Al合金の異材摩擦攪拌接合(FSW)」について研究報告を行なっています。

難燃性マグネシウム合金とアルミニウム合金の異材接合技術開発は「平成29年度補正 ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」の補助事業者としての認定を受け推進した研究。その研究成果の一環として、継手強度への影響が大きい金属間化合物層の厚さ制御を接合条件から管理する基礎的な知見を得たことについて、今回発表しました。

ニュースリリース「マグネシウムとアルミニウムの異材接合技術開発を推進」についてはこちら

車両関係などの異業種で軽量化の観点からニーズが高いこともあり、研究報告後は大学関係者から多くの質疑を受け、継手強度の管理についても有意義な議論を交わすことができました。

様々な管理条件で難燃性マグネシウムとアルミニウム合金をFSWで接合したテストピース

様々な管理条件で難燃性マグネシウム合金とアルミニウム合金をFSWで接合したテストピース

KIKUKAWAは、今回の研究成果である難燃性マグネシウム合金とアルミニウム合金の基礎的な接合条件を踏まえ、実用に適した具体的な条件と摩擦撹拌接合技術の開発を、今後も継続して推進。国内有数の大型FSW装置を活かした異業種や研究機関へアピールを通して、試験加工や受託加工の引合いへつながる取り組みをしてまいります。

KIKUKAWAのテクノロジー-FSW(摩擦攪拌接合)のページはこちら

 

一般社団法人溶接学会についてはこちら
http://www.jweld.jp/index.html