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2021年10月12日

メタルワークNEWS 自然な風合い

りん酸亜鉛処理パネルと他素材の調和

りん酸亜鉛処理仕上げでは、化学反応によって自然に被膜が形成されるため、不均一な模様や濃淡ができます。その自然な風合いは、外装では周囲の景観に馴染み、内装ではアクセントとして空間をまとめるなど、様々な素材との組み合わせが楽しめます。

今回は、2020年に竣工した「JR横浜タワー」をご紹介します。アトリウムや低層棟、高層棟オフィスに、りん酸亜鉛処理パネルやアルミパネルを納めています。りん酸亜鉛処理パネルは、板厚2.3㎜のスチールに、溶融亜鉛めっき+りん酸亜鉛処理を施し、艶消しのアクリルシリコンクリアーでコーティングして、経年変化を抑制しています。

外装柱型パネル。赤茶色のタイルに、りん酸亜鉛処理仕上げが馴染んでいる

オフィス車寄せの八角形柱パネルは、重厚感を醸し出し、温かみのあるレンガ調の壁面タイルと調和しています。約W640㎜×H3400㎜のパネル8枚で構成されており、濃淡や模様のコントロールが難しい、長尺のりん酸亜鉛処理仕上げを実現しています。足元の巾木は、ゆるい勾配の床に沿って製作され、同じく、りん酸亜鉛処理で仕上げています。

オフィス車寄せの八角形柱パネル

5階まで吹き抜けのアトリウムにも、りん酸亜鉛処理の柱パネルがあります。りん酸亜鉛処理パネルは、一つとして同じ模様や色調がないため、ムラ感のある木天井ルーバーや木目調の床と合わさり、自然な風合いを増しています。

アトリウムの柱パネル

KIKUKAWAのりん酸亜鉛処理は、濃色・中間色・淡色と3種類のラインアップがあり、本プロジェクトでは、異なる色味のりん酸亜鉛処理が使い分けられています。上記のアトリウム柱パネルが、濃色で空間のアクセントとなっているのに対し、商業施設の柱パネルは、淡色の仕上げで明るく軽やかな雰囲気を演出しています。濃淡どちらの色味でも、塗装では表現できない素材感や上質さが魅力です。

商業施設の柱パネル。淡色のりん酸亜鉛処理仕上げ

最後に、オフィスエントランスの吹抜にある、柱パネル・壁パネルをご紹介します。ここでは、りん酸亜鉛処理のマットな質感が、落ち着きと洗練された印象を与えています。白色やシルバー色のアルミパネルと合わせても違和感がなく、濃色が空間のメリハリとして効いています。また、写真の左手前に映る柱のコーナー目地は、パネルを曲げ込んだ納まりで、カットパネルよりも板の厚みや重厚感が感じられます。

オフィスエントランスの柱・壁パネル。約7500㎜の天井高に対して3分割の柱パネルは、1枚あたり約W1140×H2500㎜

本プロジェクトはスチールにりん酸亜鉛処理を施していますが、より軽量なアルミを母材にしたい場合はりん酸亜鉛処理風の特殊塗装を使用するなど、近似の仕上げもご用意しています。りん酸亜鉛処理仕上げや特殊仕上げをご検討の際は、ぜひKIKUKAWAにご相談ください。

KIKUKAWAのテクノロジー – りん酸亜鉛処理

本プロジェクトについて詳しくご覧になりたい方はこちら 
プロダクト施工事例 – JR横浜タワー

WEBショールーム – りん酸亜鉛処理パネル、りん酸亜鉛処理風塗装