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2020年6月9日

メタルワークNEWS

りん酸亜鉛処理の金属製造作物

塗装では表現が難しい瓦や硯のような色調と質感にて、自然で暖かみのある風合をスチール製品に演出する「溶融亜鉛メッキ+りん酸亜鉛処理」。経年変化により除々に周辺景観と調和する特徴は、建築デザインに木材が再認識されている流れと同様、ますます注目されています。その流れはパネルだけではなく、建具や家具・造作物にも広がっています。

りん酸亜鉛処理(フォジンク)ラインアップ(淡色・中間色・濃色)
りん酸亜鉛処理(フォジンク)ラインアップ(淡色・中間色・濃色)

りん酸亜鉛処理他、スチールの仕上ラインアップはこちら

一方で、材料成分の違いや板厚により濃淡や模様が結果として表れる処理であるため品質管理が難しく、スチール製品を取り扱う業者全てが、りん酸亜鉛処理に対応できるとは限りません。そのような中、経験とノウハウを蓄積することで、一定の統一感のある「りん酸亜鉛処理」製品の品質管理をKIKUKAWAは確立。金属加工受託「オーダー金属加工」のサービスを2017年から開始したことも受け、従来のゼネコンなどの施工会社以外からも、りん酸亜鉛処理製品加工を請負っています。

カウンター上部の照明BOXと天板をりん酸亜鉛処理のスチール製品で納めている
カウンター上部の照明BOXと天板をりん酸亜鉛処理のスチール製品で納めている

今回ご紹介するのは、都内大学のスポーツ医科学センターの受付カウンター及び照明BOXなどの造作物。家具メーカーの設計、内装工事会社の施工によるリニューアル工事のうち、溶融亜鉛めっきの後に濃色のりん酸亜鉛処理(フォジンク:PZ-03)を施したスチール製品の製作をKIKUKAWAは請負いました。

側板と吊ボルトカバーはりん酸亜鉛処理で照明BOX内部は黒塗装
側板と吊ボルトカバーはりん酸亜鉛処理で照明BOX内部は黒塗装

W200㎜×H230㎜のL字に配置された照明BOXは、L3.6m+2.5mのスチール2.3㎜板の加工品。濃い口のりん酸亜鉛処理が施された側板は平滑に保たれ、すっきりとした統一感のある仕上がりとなっています。

りん酸亜鉛処理を施したカウンター天板パネル:30㎜の立ち上りもシャープに納まっている
りん酸亜鉛処理を施したカウンター天板パネル:30㎜の立ち上りもシャープに納まっている
コーナー部は1枚ものの加工パネルとして製作
コーナー部は1枚ものの加工パネルとして製作

スチール2.3㎜、W350㎜のカウンター天板パネルは、L2.5m+2.5m で同じくL字に配置。コーナー部をきれいに納めるため、600㎜+600㎜のコーナー役物を製作し納めています。

「溶融亜鉛メッキ+りん酸亜鉛処理」は、仕上がりの不安定さや、板厚・形状などの諸条件により制約が多くあるため、ご採用の際には事前にご相談願います。本プロジェクトのような金属加工受託としてのお引合いも対応します。(仕上げのみや材料売りは取り扱いしていませんので、ご注意願います。)
KIKUKAWAは、確立した品質管理を前提とした提案力や技術力を最大限に活かし、お客様のご要望に今後もお応えしてまいります。

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