2021年5月25日
りん酸亜鉛処理仕上げの外構工事
スチール表面にスパングルと呼ばれる独特な結晶模様を作り出すことができる「りん酸亜鉛処理」。グレーの濃淡のある仕上げで、ちょっとした面積でも建物やインテリアのアクセントになってくれるため、お客様からのお問い合わせも多い仕上げです。
今回はそんな「りん酸亜鉛処理」仕上げを用いた、外構工事の施工事例を2つご紹介します。
まずご紹介するのは、埼玉県飯能市にある歯科クリニックの新築工事。当社のホームページよりお問い合わせをいただき、敷地入口の門扉となる約W1500㎜×H1100㎜の片開き親子扉を製作しました。
2.3㎜厚のスチールにて、幅940㎜の親扉と幅490㎜の子扉を製作。「溶融亜鉛めっき+りん酸亜鉛処理」仕上げ(淡色)を施しています。自然な風合いに仕上がったりん酸仕上げの扉が景観に溶け込んでいます。
続いてご紹介するのは、東京都中野区のマンションのエントランス改修工事。KIKUKAWAは、コーナー部の植え込みに取り付ける壁パネルと笠木を納品しました。
3.2㎜厚のスチールにて、約W1000㎜×H1000㎜の壁パネル5枚と、その上にかぶせる幅90㎜の笠木を製作。仕上げは、KIKUKAWAのりん酸亜鉛処理(フォジンク)ラインアップの中でも、特にシックな高級感を演出することのできる濃色(PZ-03)が採用されました。
KIKUKAWAでは、今回ご紹介したような金属製の門扉やちょっとした外壁改修のご相談なども随時承っております。金属ならではの加工や仕上げで、「建物にアクセントを加えたい」「外観イメージを刷新したい」といったお客様のご要望にお応えいたします。製品1つからオーダーメイドで対応できますので、ぜひ一度お問い合わせください。
※「溶融亜鉛めっき+りん酸亜鉛処理」は、不均一で自然な風合いが魅力の仕上げとなっていますので、ご採用の際にはその点をご留意ください。
りん酸亜鉛処理について、詳しくはこちら
KIKUKAWAのテクノロジー – りん酸亜鉛処理