2020年1月28日
2020年度 奉納楯の製作
毎年KIKUKAWAでは、新年への抱負と安全や繁盛の祈願を込めて、五角形の奉納楯*を製作しています。楯には、剣・鎌・鍵により「水」の一文字が表されており、「剣」は魔を払い、「鎌」は収穫、「鍵」は商売繁盛を意味しています。
例年どおり、技術の伝承や向上を図るためにも、若手やベトナム研修生が中心となり、楯の製作に取り組みました。今年も話題になった金属や仕上げを選んで、製作しています。
本年度は、下記の3つを製作しました。
■ 楯はスチールのリン酸亜鉛処理、水の文字はステンレスにHLとカラークリアー仕上。
■ 楯も水の文字も、銅に硫化イブシとクリアー仕上。
■ 材質はステンレスで、楯は鏡面、水の文字はビーズブラスト仕上。
毎年製作されている奉納楯は、工場内の壁に飾られています。
KIKUKAWAにご来場の際には、ぜひご覧ください。
*この奉納楯は、その昔、鍛冶屋の火難除けとして製作されていた「奉納楯」が由来です。仕事始めに、「水」の文字をかたどった楯を奉納することで、仕事場を清め、金属や鞴(ふいご)を扱う職人の毎日の安全を祈っていたそうです。
金属表面仕上についてはこちら
https://www.kikukawa.com/metal-sample-catalog/aluminium/
硫化イブシ仕上はこちら
https://www.kikukawa.com/technology/ryuukaibushishiage/
シルキーブラスト仕上はこちら
https://www.kikukawa.com/technology/blasting-finish-silky-blast/
リン酸亜鉛処理仕上げはこちら
https://www.kikukawa.com/technology/phozinc/
白井工場見学のお問合わせはこちら
https://secure-link.jp/wf/?c=wf30975898