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2020年8月5日

メールマガジン

Kikukawa Mail News Vol.36 2020.8.5

キクカワの「今」をお届けします!

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※本メールは、以前、弊社スタッフと名刺交換をさせていただいた方や
お問い合わせをいただいた方々へお送りしています。
※配信停止をご希望の方は、文末をご確認ください。

キクカワの「今」をお届けするキクカワメールニュース。

第36号では、銅合金をテーマに施工事例や技術をお伝えしていきます。

銅合金は、材質そのままでは金や淡いピンクがかった金色などの華美な
色合いを楽しめ、時とともに褐色や緑青といった独特の風合いに変化す
る様子を楽しんだり、深みやあたたかみ・高級感のある建材としても人
気があります。
ですが、仕様などにより使用が難しい場合の技術提案(銅メッキや塗装)
もあわせてご紹介します。

まず、菊川の主力事業であるオーダー金属建材製品製作からは、去年の
9月にオープンした「The Okura Tokyo」と復元製作したブロンズ製品が
展示されている「丸の内ビルディング」についてご案内します。そして
銅の使用が難しい箇所に、銅ならではの質感を演出できる「銅めっき」
の技術をご紹介します。

同色とまではいきませんが、近似色を塗装することもできます。例えば
7月にオープンした「岩槻消防署」の超大型折戸「しゅもん」にはライト
ブラウンのフッ素樹脂塗装を施しています。塗装ならではの均一な質感
と柔らかい色合いが演出する空間をご覧ください。

ぜひ最後までお読みくださいませ。

//// I N D E X ///////////////////

 1.オーダー金属建材の施工事例:「The Okura Tokyo」と「丸の内ビルディング」
 2.オーダー金属建材の技術:銅めっき
 3.セミオーダー建材事業:「岩槻消防署」の山吹色とライトブラウンの「しゅもん」

■1.オーダー金属建材の施工事例:「The Okura Tokyo」と「丸の内ビルディング」━・・‥…

◇「The Okura Tokyo」

「伝統と革新」をコンセプトとして建て替えられた、日本を代表するラ
グジュアリーホテル。金屏風を意識して製作された独立壁のハニカムパ
ネルは、ヘアーライン仕上と淡い硫化いぶしを施した真鍮が採用されて
います。その他にも、エントランスホールなどを彩る装飾壁やボードを
支える四方枠なども製作。真鍮や硫化いぶしならではの質感が高級感漂
うホテルの空間演出に貢献しています。

各所の写真をご覧になるには、こちら
https://www.kikukawa.com/product/the-okura-tokyo/

◇「丸の内ビルディング」

丸の内ビルディングには、旧丸ビルの外観を象徴する3連アーチを忠実
に復元した建具が展示されています。当時の図面だけでなく保存されて
いた部材を実測・研究することで、その質感も忠実に再現しています。
キャストや切削加工、R曲げ加工など、さまざまな加工技術を駆使し、
仕上げに硫化いぶしを施すことで、歴史を伝える重厚なアーチが完成し
ました。

3連アーチの写真をご覧になるには、こちら
https://www.kikukawa.com/product/marunouchi-building/

■2.オーダー金属建材の技術:銅めっき━・・‥…

商業店舗の什器やインテリア製品などの内装使用でも人気が続く銅合金。
しかし求められている仕様が合わない場合や歪み・変色が生じる恐れが
ある場合には、銅の利用を断念せざるを得ないこともあります。

そういった場合の代替案の一つとして、銅めっきが考えられます。

銅めっきは、鉄やステンレス材に薄い真鍮や銅の膜を生成する事で、銅
材や真鍮材とほとんど変わらない見た目の製品製作を可能にします。
例えば細かい溶接を多用する必要がある形状の製品をご検討の方は、ぜ
ひ一度ご相談ください。

銅めっきのさらなる情報については、こちら
https://www.kikukawa.com/topics-mwn-plating-with-bronze/

■3.セミオーダー建材事業:「岩槻消防署」の山吹色とライトブラウンの「しゅもん」━・・‥…

銅は経年変化で時とともに褐色へと変化していきますが、その経過途中
の一色を均一に表現することができるのが塗装の魅力です。
今回は、褐色の中でも優しい色合いである「ライトブラウン」を超大型
折戸「しゅもん」に施しています。

本署では、W32,000mm×H4,380mmの大開口に対して、約W1,800mm×H4,275
mmの大扉16枚を連ねた両開き2枚折り戸4組で構成した扉が採用されてい
ます。
点検口付き幕板パネルは山吹色に塗布されており、柔らかい色調が特徴
的な消防署となりました。

菊川では、このような特注色の制作も承っています。

岩槻消防署については、こちら
https://www.kikukawa.com/product/iwatsuki-fire-station/

「しゅもん」については、こちら
https://www.citytexture.com/kenzai-pro/shumon/

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キクカワでは金属建材や製品に関するご相談・お問合せをお待ちしてい
ます。

■金属建材工事全般
菊川工業株式会社 プロジェクト統括一部
TEL:03-3634-3231

■金属改修工事全般
菊川工業株式会社 プロジェクト統括三部
TEL:03-5600-7512

■店舗ファサード・内装・インテリア
菊川工業株式会社 プロジェクト開発部
TEL:047-492-3411

■環境製品・KCT建材
KCT建材部
TEL:047-492-2014


<<★ 編 集 後 記 ★>>

暑い日々が続きますが皆様お健やかにお過ごしでしょうか。

実は、今号でKIKUKAWAメールニュースは3周年を迎えます。
当初は一握りの方にお送りしていたメールマガジンですが、今や8000人
以上の方にお届けさせていただいています。
これもひとえに、お読みくださっている読者の皆様のおかげです。
この場をお借りして、あらためてお礼を申し上げます。
(そして執筆や配信に協力してくださっている上長の皆さま、いつもあ
りがとうございます。)

今後も書き手を変えたり画像を加えてみたり趣向を凝らすことがあるか
もしれませんが、変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたしま
す。

また、このメールマガジンへの感想やご意見などございましたら、ぜひ
お寄せください。

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
皆さまどうぞご自愛ください。

次回は、9月上旬に配信予定です。

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KIKUKAWA MAIL NEWS Vol.36

発行日:2020年8月5日

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