2023年1月10日
2023年度 奉納楯の製作
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、毎年KIKUKAWAでは、新年の抱負と安全や繁盛の祈願を込めて、五角形の奉納楯*を製作しています。楯には、剣・鎌・鍵により「水」の一文字が表されており、剣は「魔を払う」、鎌は「収穫」、鍵は「商売繁盛」を意味しています。
*奉納楯:かつて鍛冶屋の火難除けとして製作されていたのが由来。仕事始めに「水」の文字をかたどった楯を奉納することで、仕事場を清め、金属や鞴(ふいご)を扱う職人の毎日の安全を祈っていた。
技術の伝承や向上を図るため、若手社員やベトナム技能実習生が中心となって楯の製作に取り組みました。本年も、話題になった金属加工や仕上げを選んで製作しています。
■水面(みなも)パネル
ステンレス鏡面に凹凸加工を施し水面のゆらぎを表現した仕上げ。近年、天井パネルなどに多くご採用いただいています。鏡面の光沢が高級感を演出しています。
オリジナル金属建材 – 水面パネル
KIKUKAWAのテクノロジー – 鏡面仕上げ
■エキスパンドメタル
網目状の天井材「エキスパンドメタル シーリング」に使われているアルミのエキスパンドメタルをベースに採用。個性的な楯が完成しました。
■ミーリング加工
ミーリング加工でアルミ板を削って溝をほり、パターン模様を生成。溝の長さや深さ、配置を変えることで、自由に模様を作ることができます。ゴールド色のカラークリア塗装で縁起の良い仕上がりとなりました。
WEBショールーム – ライン模様仕上げ
KIKUKAWAのテクノロジー – PHL(バイブレーション)仕上げ
毎年製作されている奉納楯は、工場内の壁面に飾られています。
キクカワテクノプラザにご来場の際には、ぜひご覧ください。
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