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2021年7月27日

3D・BIM メタルワークNEWS 凹凸テクスチャ 輝き・メタル感

「ゆらぎ」を表現するステンレス鏡面建材

平滑さやゆがみのない映像が良いとされてきたステンレス鏡面仕上げですが、近年では、あえて曲面や凹凸面を作り出すことで意匠性を高めた鏡面建材のご要望も多くいただくようになりました。そこで今回は、「ゆらぎ」を表現したステンレス鏡面建材を2種類ご紹介していきます。

1つ目にご紹介するのは、ジュエリーショップのファサードに採用されたステンレス波紋ルーバー。波型形状の鏡面仕上げのルーバーで、波のゆらぎを表現しています。

なめらかなウェーブが特徴的なファサードをステンレスルーバーで形成
鏡面ルーバーが街並みや太陽の光を反射し、「きらめき」や「ゆらぎ」を表現

計84本のステンレスルーバーは、見附面となる幅15㎜の小口が鏡面仕上げ、奥行き55~70㎜の側面部分はブランドカラーに合わせたブルーの粉体塗装仕上げで製作。ルーバーは無垢材のようにも見えますが、実は2㎜厚のステンレス板を溶接することで構成しています。事前にミニモックアップを複数作成して接合部の溶接方法や鏡面研磨方法などを検討し、QCD(品質・コスト・納期)の観点で最適な工法を採用しました。

事前に製作したミニモックアップ。より良い製作方法を追求し無垢材のような高級感を演出

詳しくはこちらもご覧ください。
プロダクト施工事例 – アルティメイト ダイヤモンドシライシ
WEB STUDIO K+ – ステンレス波紋ルーバー

2つ目にご紹介するのは、新宿伊勢丹ウォッチショップの天井に採用された「水面(みなも)パネル」。水面のゆらぎを表現したような天井パネルが店内の景色を柔らかく映し込み、幻想的な空間を演出しています。

天井に採用された鏡面ステンレス建材「水面(みなも)パネル」

「水面(みなも)パネル」は、鏡面ステンレス材にエンボス加工で凹凸を施すことで、水面に波紋が広がったような意匠を表現するKIKUKAWAオリジナルの金属建材。本プロジェクトでは、板厚2㎜のステンレスカットパネルで150㎡以上の面積を納めています。

ゆらぐ水面に店内の景色が映りこんでいるかのような演出が可能

天井パネルの設計で欠かせないのが点検口パネル。「点検口の鍵穴やフレームのせいで、せっかくこだわった意匠が損なわれてしまう…」そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで本プロジェクトの点検口パネルは、KIKUKAWAの「みえない点検口天井システム*」を採用。一見すると点検口とは分からないような統一感のある見た目で、意匠の実現を支えています。

赤で囲われている部分が点検口パネル。ロック機構を内部に組み込んでいるため、周囲の水面パネルとほぼ変わらない見た目を実現

詳しくはこちらもご覧ください。
プロダクト施工事例 – 伊勢丹新宿店 本館 ウォッチショップ
オリジナル金属建材:ONLY AT KIKUKAWA – 水面(みなも)パネル
オリジナル金属建材:ONLY AT KIKUKAWA – みえない点検口天井システム

品質が加工や溶接などに特に左右されやすい鏡面建材ですが、KIKUKAWAでは、培ってきた経験や技術力を駆使し、しっかりと品質要求を満たす製品をご提供します。

また、今回ご紹介したような鏡面建材以外にも、様々な材質・仕上を扱っております。建物や空間のアイデンティティとなるような金属建材を、お客様のご要望に応じてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

*みえない点検口天井システム:特許取得済。点検口機構の部品のみの販売はしていませんので、ご用命の際には金属天井との組み合わせにてご検討願います。