METAL ARCHITECT KIKUKAWA

menu

トピックス

homeトピックス大型ステンレス鏡面パネルの海外プロジェクト事例

2021年12月7日

メタルワークNEWS加工技術輝き・メタル感

大型ステンレス鏡面パネルの海外プロジェクト事例

KIKUKAWAのステンレス鏡面パネルは、お客様のデザインやご要望に沿った工法や納まりを提案。高品質製品においては、パネルに映る映像にゆがみの少ない製品を提供します。
その上、幅1500㎜以上、長さ5000㎜以上の超大型パネルについても、同じ品質を提供することができます。

リフト棟外壁SUS鏡面パネル
リフト棟外壁SUS鏡面パネル
レストラン庇のSUS鏡面パネル
レストラン庇のSUS鏡面パネル

今回ご紹介するのは、バルト三国の南に位置するリトアニア共和国の首都ヴィリニュス旧市街に昨年(2020年)竣工したプロジェクト。ステンレス鏡面パネルが歴史的景観を映し古い街並みの景色を増大することで、新旧の融合を目指すことをコンセプトとしています。

※ プロジェクト の概要や引合い経緯の詳細は下記をご覧ください
ニュースリリース:リトアニア・プロジェクトにステンレス大型鏡面パネルを納品

鋭角の軒先からの軒天に続くSUS鏡面パネル
鋭角の軒先からの軒天に続くSUS鏡面パネル

一面をシームレスな鏡面パネルでデザインしたいという要望に対し、超大型のミラーパネルを提案し採用していただきました。レストランの屋根と連続して接続する軒天パネル合わせて240㎡は、厚み5㎜のステンレスパネル(SUS304)24枚で構成。最大でW1750㎜×L7990㎜の超大型パネルを納めています。

リトアニアの首都ヴィリニュス旧市街の様子と施工風景
右画像は屋根パネルをレストラン屋根へ揚重設置している様子
リトアニアの首都ヴィリニュス旧市街の様子と施工風景
右画像は屋根パネルをレストラン屋根へ揚重設置している様子

リフト棟の4面を覆う220㎡の外壁パネルは、同じく厚み5㎜のステンレスパネル26枚で構成。最大でW1810㎜×L6640㎜の超大型パネルを5㎜の細目地で納めています。

大型鏡面パネルの品質検査の様子:映像にゆがみがみられない
大型鏡面パネルの品質検査の様子:映像にゆがみがみられない

一般的にステンレス材は、大板に、そして板厚があるほど、表面の巣穴の問題など品質は一定ではありません。さらに、重量も比例して重くなることから、キズをつけることなく取り扱うのに困難が伴います。
KIKUKAWAは、それらの課題を克服し、ノウハウとして蓄積。品質管理を材料メーカーと研磨メーカーとも共有することで、大型ステンレス鏡面パネル技術を確立しています。

※製作や品質検査の様子は下記をご覧ください
メタルワークNEWS:大型ステンレス鏡面パネル

レストランの軒先は、5㎜のステンレス屋根パネルの端部を19度の鋭角に曲げています。特にコーナーの納まりを含め、試作検討を繰り返しました。

大型ステンレスパネル工事をご検討する場合は、材料調達の際に最低ロットや納期の制約がありますので、事前にご相談ください。鏡面パネルをはじめ、様々な研磨仕上げにも対応しております。

プロダクト施工事例 – 金属表面仕上で探す:鏡面はこちら
プロダクト施工事例 – 金属加工技術で探す:広幅・長尺パネルはこちら
KIKUKAWAのテクノロジー – 大型金属パネル(広幅・長尺)はこちら