銅板を、KIKUKAWA独自の工法でひとつひとつ打ち出し、素材感を活かすためにクリアーでコーティングしています。職人がハンマーでたたき出したような、クラシカルで高級感のある仕上げです。
看板や見切り、飾り金物など、特に装飾的なアクセントをつけたい場所などに、ご検討ください。
最大板厚3㎜、板サイズはW1000㎜×H2500㎜。材質とパターン、仕上げの組合せは自由です。
●槌目模様は1つ1つを打ち出しているため、現物製品およびサンプルは本画像と異なる場合があります。ご注意ください。
【収録サンプル帳:槌目】
そもそも銅の発見は紀元前8000年前にもさかのぼり、最古の金属素材と言われています。色調の特性は、銅そのものは赤色ですが、銅合金は他の添加元素の種類と比率によって千差万別の色となります。例えば、5円硬貨は真鍮(黄銅)製で亜鉛が40%を占めることで黄金色となります。又、50円・100円・旧500円硬貨は白銅製でニッケルが25%入ることで白銀色となりますし、現行500円硬貨はニッケルと亜鉛を添加した洋白製です。
銅及び銅合金は大気中で自然に酸化被膜を生じさせることで、耐食性が良くなる特性があります。特に銅分が多いほど酸化が進みやすく、最終的には緑青に覆われます。
このような銅及び銅合金の特性上、素材の持ち味を強調したり、経年変化で醸し出される味わいを出すための硫化イブシなど、高級感や奥ゆかしい風合を表現でき、価値を高めることができます。
※以下、画像はあくまでも参考として、実際は現物サンプルをご確認願います。
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