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光輝合金発色パネル

光輝合金発色パネル

光輝合金発色パネルの需要が増えるきっかけの1つとなった「すみだ北斎美術館」

アルミの柔らかな雰囲気を活かし、ステンレスを磨いた輝きとはまた違う淡い輝きが特徴の『光輝合金発色』。周りの風景を穏やかに映す表情は、意匠の高級志向や差別化などに適しています。アルミ研磨との組み合わせや色味のあるアルマイトとの組み合わせも可能で、多様化するニーズや個性的なデザインへの追求などにも対応。お客様のご要望に合わせた提案をいたします。

KIKUKAWAが参画した「すみだ北斎美術館」(2016年竣工)の四周を覆う外装パネルに採用された反響が大きく、それ以来、光輝合金発色を扱ったパネルの需要が増えています。これほどの量の光輝合金発色の外装パネル工事は他に類をみないもので、その経験がノウハウとなり、KIKUKAWAの技術力として定着。ムラを極力おさえた品質にて提供しています。

プロダクト施工事例 – すみだ北斎美術館のページはこちら

主な特長・色ムラを抑えた品質管理
・材料調達力(ロット管理)
・多様なアルマイト処理や研磨仕上げとの組合せ
など
対応可能素材光輝アルミ合金(A5110AP)
種類・シルバーアルマイト(一次電解)
・二次電解着色(ステンカラー他)
・染色アルマイト(ゴールド他)
・研磨+陽極酸化皮膜

オリジナル建材「Alumiére(アルミエール)®」
対応サイズ板厚:1.5㎜~3.0㎜
最大サイズ:W1600㎜×L6000㎜
(アルミエール:W1200㎜×L4000㎜)
※上記を超える寸法は要相談
備考材料が特注となるため、ご検討の際は、事前にご相談ください。
また、光輝合金発色仕上のみの材料販売は承っておりませんので、ご注意願います。

淡い輝きの光輝合金発色パネルが周りを穏やかに映している
左:光輝アルミ合金を使用する光輝合金発色の外装パネル(すみだ北斎美術館)
右:純アルミ材に光輝処理を施すタイプの壁パネル(大阪芸術大学アートサイエンス学科棟)

光輝合金発色とは

光輝合金発色とは、光沢度の高い特殊アルミ材である光輝アルミ合金(A5110AP)を使用するアルマイト処理のことです。材料の表面を平滑にする光輝処理の後、陽極酸化処理を施すことで高い光輝性を獲得。ステンレスを磨いた輝きとはまた違う淡い輝きにより、アルミ建材の商品価値を高める仕上げです。

-アルマイト処理全般については、下記をご参照ください
KIKUKAWAのテクノロジー – 陽極酸化皮膜(アルマイト)処理の金属建材

■Alumiére(アルミエール)®

金属光沢をアルミ建材でも再現できないかとのニーズの高まりを受け、光輝合金パネルの製作実績を生かして新たに開発したAlumiére(アルミエール)。少量からでも採用して頂くため汎用性を持たせたKIKUKAWAオリジナルのアルミ建材です。内装用として開発されたため、光沢、皮膜の種類、テクスチャーを自由に組み合わせることのできるラインアップを数多く用意し、今後も随時増やしていく予定です。また、複合皮膜にすることで、外部でも使用可能となっています。
輝度の違いや、最大加工サイズが異なりますので、アルミエールと従来の光輝合金パネルとを、ご要望に応じて選択できます。

-アルミエール詳細は下記をご参照ください
オリジナル金属建材:ONLY AT KIKUKAWA – Alumiére(アルミエール)

お問い合わせフォームはこちら

■KIKUKAWAの光輝合金発色

●品質管理

発色系でも特に色合わせが難しい光輝合金発色ですが、長年培ってきた品質管理のノウハウとアルマイトメーカーとの協力関係を基にした総合力で、色ムラを極力おさえた美観と性能を両立した高品質な光輝合金製品を提供する技術を確立しています。また、特殊材である光輝合金材の調達においても、材料メーカーとの長年の信頼関係によるロット管理と品質管理により、材料が原因となるバラツキのリスクを排除。アルマイト処理の前後工程においても、蓄積したノウハウに基づく管理体制により、色調面において一切妥協のない品質を確保します。性能面を担保する膜厚管理も徹底しています。
これらの品質管理体制は、「すみだ北斎美術館」のような数量が多く連続性が顕著な外装パネルや大型パネルにおいても適用されます。

●光沢調整とコストダウン案

光輝処理を調整することで、用途の意匠性や周辺状況に応じて、光沢度をコントロールすることが可能です。また、コストダウン案として、光輝合金発色より鈍い輝きを持つ仕上げにも対応。光輝処理工程を省き、光輝アルミ合金の特色を活かす処理方法を開発し実現した仕上げ【B-E1*】や、純アルミ材(A1100)に光輝処理を施すタイプなどがあります。
このようにアルミエールを含め、ご要望に沿った様々な選択肢や提案をKIKUKAWAはご用意しています。

* B-E1他、光輝合金のサンプル画像は下記をご参照ください
KIKUKAWAの金属仕上ラインアップ – アルミニウム(光輝合金)

●様々なバリエーション

お客さまのご要望に合わせて、アルマイトの種類や研磨仕上を組み合わせることができます。
「薬師寺食堂(じきどう)」では、淡い金色の輝きと光の反射にて荘厳さを醸しだす空間を演出するために、陽極酸化皮膜には染色ゴールドアルマイトを採用しました。
画像4のような、パールバイブレーションとの組み合わせも可能。研磨仕上の乱反射がキラキラと輝き、メタル感を一層引き立てます。

プロダクト施工事例 – 薬師寺食堂(じきどう)はこちら

光輝合金発色におけるKIKUKAWAの対応力・提案力

KIKUKAWAの強みは、「ワン・ストップ・ソリューション」のため、光輝合金発色の仕様に関することは勿論のこと、デザインや形状、大きさなどを含め総合的な判断や提案により、ご要望を解決します。
例えば、「大阪芸術大学アートサイエンス学科棟」は仕様を決定するにあたり、光輝発色したものから処理方法を変えながら発色した多種多様なサンプルをコストと同時に提示。場所により光沢品質を使い分けた事例などもございます。

プロダクト施工事例 – 大阪芸術大学アートサイエンス学科棟はこちら

研磨仕上げやエンボス加工との組み合わせや、新しい発想による光沢アルミ材といったご要望に対しても真摯に取り組んでまいります。輝くアルミ建材をご検討・ご採用の際、もしくはお困りのことがありましたら、是非、一度ご相談ください。

お問い合わせフォームはこちら

プロダクト施工事例 – 金属表面仕上で探す:光輝合金発色はこちら


淡い輝きの光輝合金発色パネルが周りを穏やかに映している
左:光輝アルミ合金を使用する光輝合金発色の外装パネル(すみだ北斎美術館)
右:純アルミ材に光輝処理を施すタイプの壁パネル(大阪芸術大学アートサイエンス学科棟)


Alumiére(アルミエール)のラインアップ例


銀座駅トイレに使用したパールバイブレーション+光輝合金発色パネル
上:トイレ外装パネル 下:見切壁・個室壁・化粧鏡壁で採用されている


光輝合金発色パネルにて外装をリニューアルし生まれ変わった新宿のオフィスビル

「光輝合金発色パネル」が使用されている施工事例